攻略法【花巻貴大】

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あれから普通に過ぎて、文化祭も近くなって来た









先生｢じゃ、文化祭実行委員決めるかー｣




と、ホームルームの時間に先生が入ってきて言った







先生｢え、じゃあ〜…やりたい奴いる？｣






クラス｢ｼｰｰﾝ……｣








先生｢はい、勝手に決めマース責任もってやってくれると嬉しいでーす｣






なんだ、そのノリは







先生｢はい、じゃあ二人だから〜男女で決めとくか！

はい、じゃあA〜花巻〜よろしくな〜

ほら、前出てあと決めてくれ〜｣







マルナゲドンや…







A｢はぁ、何かと丸投げしますよね先生って｣





先生｢まぁまぁ、やってくれって｣





花巻｢ちぇー、じゃーどうしますか皆さん。何したいー？｣








｢てか今年って舞台発表？｣





A｢そうだよ〜ステージで劇とかダンスとか｣






｢私、劇がいい！｣



｢俺はダンス！｣







見事に二つに分かれたクラス









花巻｢じゃ、両方やっか〜

じゃあ、どんな劇したい？ダンスしたい？

全部まとめてやっちまおうぜ！！｣








花巻のその言葉でクラスが盛り上がった






てことは、うちらの仕事は結構大変になったという…








A｢じゃ、各グループで分かれてみて〜｣





花巻｢俺らどうする？｣



A｢んーたぶん去年の見てる限り実行委員の仕事だけでも忙しいから時間があったら裏方手伝う？｣




花巻｢うん、それがいいかもな｣








｢大変なの分かるんだけど私、Aに主人公とかやってもらいたい！王子様とか！｣







一人が言えば女子全員が賛成しだした





花巻｢仕方ねぇ、俺らも楽しむために入るか！｣




A｢そうだね、じゃあ劇の内容決まれば配役も決めようね｣








内容は話し合った結果


ロミオとジュリエットもしくは白雪姫







A｢ここは決まんないね〜じゃ、代表ジャンケンしな正々堂々と勝負ね｣







｢｢ジャンケンポン！！｣｣






１回で決まるわけなくあいこが続きやっと決まった







【白雪姫】





A｢じゃ、脚本なんだけどそのままやる？現代風に変えてくれる人いる？｣






｢あ、私！やります！面白いの思いついて…｣





A｢じゃ、お願いね！｣








花巻｢配役は脚本さんに任せるとして、今日はここまでだな！｣






先生｢じゃあ、今日から放課後実行委員会あるからな〜任せた｣







花巻と一緒にやるのか…楽しみ







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