何、あの人カッコよすぎない？【梟谷、音駒】

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合宿は普通に終わって解散







男バレの方はどうなのか分からないけど最後木兎さんと赤葦と話せたし良しとしよう









学校から歩いて帰る







その途中急にケータイが鳴った









画面には、待ちに待った木兎さんの文字









A｢もしもし｣






木兎『もしもーし！さっきぶり！！』






A｢はい、さっきぶりですね｣









木兎『ちゃんと登録できてるか確認したくてすぐ電話した！


ごめんな、今大丈夫だった？』






A｢はい、大丈夫です｣






木兎『俺は今赤葦と帰ってんの！Aはよっちと？』






A｢いえ、よっちとは少し方向が違うので今日は近道です｣






木兎『そっか！まだ明るい方だけどすぐ日落ちるからな、気をつけて帰れよ！！

寄り道とかすんなよ？』







A｢大丈夫です、分かってますよ｣









自然に口角が上がっていく









木兎『あ、ちょっとコンビニ寄りたいから赤葦に変わるな〜』





A｢分かりました｣








赤葦『変わった、ごめん木兎さん自由すぎて』





A｢いや、大丈夫。



てか、本当に木兎さんと赤葦って仲良いよね｣








赤葦『まあ、セッターとエースだから？かな』






A｢ふーん？それだけかなぁ〜？結構好きな先輩でしょ｣







赤葦『まぁ、嫌いじゃない』









大変だけどって赤葦






二人して笑う









赤葦『あ、木兎さん来た。変わるね』




A｢うん、赤葦ありがと｣








木兎『ただいま〜』



A｢おかえりです｣





木兎『A今どこら辺〜？』





A｢もう家のすぐそこですよ｣







木兎『お！じゃあ良かった！』









？、良かった…？









木兎『家着いた？不審者とかいない？』









木兎さんの優しくて少し低めの声







A｢はい、いませんよ。ちょうど妹と会いました｣






木兎『そっか！じゃあ、切るぞ〜…またな！』







A｢はい、ありがとうございました｣









もしかして、家まで一人だからって電話してくれてた？


とか、勝手に想像









ミミ｢彼氏？｣





A｢違う、他校の先輩と友達｣





ミミ｢ふーーん｣






A｢ミミは彼氏いないの？｣





ミミ｢…ミミに見合う男がいないだけ。｣









さすがミミ、言うことが違う







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