夜久さん＝イジワルな人【夜久衛輔】

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なぜか今日一日は敬語無しの名前呼び捨て…






ハードル高すぎる！！






夜久｢A、今見てたんだけど…ココってさ｣







それに、A呼びだってまだ耐えらんない！！







A｢はい、どこですか…｣






夜久｢ん？敬語は〜？｣





A｢無し、ですじゃなくてダヨネ｣







夜久｢そ、無しだからね｣







やっぱり慣れない







〜〜〜






窓が音を立てる






A｢え、雨！？｣






夜久｢あーー、大丈夫通り雨だよたぶんまだ3時だし止むまで待つ｣





A｢そうでっ、そうだね〜｣






夜久｢ぶふっ｣





A｢ちょっなんで笑うんすか！！｣






ちょっとずつではあるけど敬語はラフになってきたと思う、思うぞ







夜久｢いや、本当に抜けないんだなぁって思ってさ面白いからさ｣






そう言って笑い始める





A｢もーーやめてよね！！｣







夜久｢ねぇ、A？Aはどの大学目指して勉強してたの？｣







私の参考書をめくりながら言う







A｢夜久さっ、もりす…け…と同じところ…｣







夜久｢ふーーん、いいねぇ｣







ニヤニヤし始めた夜久さん





A｢なんで笑ってるの｣





夜久｢いやぁ、来てくれるんだなぁって思って｣





A｢そりゃぁ、一緒に住むって言ったから…｣







夜久｢…Aちょっとおいで｣








手で招くから夜久さんのところへ行く







A｢なに？｣







ぐいっと力強く引っ張られる






夜久｢つかまーえた｣






そう言って私を抱き寄せる






今の構図はねぇ、えっと





夜久さんが足を広げてその間に私が膝立ちして腰に手を回してる感じかな







A｢下からのアングルで見ないでよ、さらにブスじゃん｣





夜久｢Aは可愛いよ、すっごく可愛いからね｣








そう言って私の顔を近づけ唇を重ねる







夜久｢もういっかい、いい？｣





A｢…ん、｣






次のは長くて…息止めてるから苦しくて




その時窓の外に虹が出てて





A｢ぷはっ、夜久さん！外！虹が！！｣





夜久｢ほんとだ、って逃げたでしょ？



それに息止めたら苦しくて長くできないからしっかり鼻でしてよ



ほら、もう逃がさないから｣







そう言ってもう一度唇を重ねた







夜久｢…ん。A愛してる、勉強頑張って早く同じ場所から同じ大学に通おうね｣





A｢うん！｣









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