清水潔子の妹は２【烏野】

林恵美 ページ7

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山本｢遅かったね！美由紀！｣




大川｢いやぁ〜長引いちゃって〜｣




山本｢やっと始められるよ〜｣





何を始めるの…やめて…怖い





山本｢清水さん！久しぶりだし！３人でお話しよ？｣




大川｢…｣



山本｢断る権利なんてあんたに無いよ？ね？｣





ニタァと笑う山本さんは怖かった何も言えなかった…従うしかなかった




A｢…｣




無言で付いて行く





ヤダ…





人気のないところまできて




ドンっ…



痛い




山本｢いやぁ、またオモチャになってくれるなんて〜あははっ！｣




なるなんて言った覚えない…





山本｢今日はそうだなぁ…久しぶりに遊ぼっか！｣




バチン！




ドンッ、ボコッ




ドスッ




A｢うっ…！｣




山本｢いい声〜｣





大川｢…｣




山本｢じゃあイメチェンします？｣




ハサミを取り出す山本さん



A｢やだ、やめて！！｣




山本｢拒否権はーーーありませーーーんﾆﾀｧ｣




山本｢これくらいにする？このくらい？一層の事坊主？？｣



A｢やめて！！やめて！！！！｣




私の髪にハサミが入ろうとしたその瞬間






バンッッ




林｢なにしてんの…｣




め、ぐ…？





山本｢…恵美じゃーん一緒にやる？｣



え、知り合いなの？





林｢あ"？？何言ってんだよ…｣




ドスのきいた聞いたことのない低い声




A｢めぐ…？｣




林｢しーちゃん、待っててね｣



ニッって笑うめぐはいつも通りだった




山本｢何が待っててねだよ、気持ち悪い。また邪魔すんの？するならあんたも同じ目に合わせるけど｣




林｢は？やれるもんならやってみな…


いつまで、髪触ってんの？離せよ｣




私の髪からめぐが山本さんの手を引き離す




林｢大丈夫だった？ごめんね、私…ビックリしちゃってて｣



A｢ううん、私馬鹿だった…ありがとう…ありがとう｣




山本｢ちょっとちょっと…なにヒーロー気取ってんの？｣




林｢お前、まだこんなことしてんだなぁ｣



いつもとは違う声と口調




林｢さっさと帰れ。お前の居場所はここじゃねぇ



また人に縋って、意味わかんないことして人をそばにおいてんだね…


だっさ｣




山本｢はあ！？！このっっ！！！クソが！！！｣



ブンッッ…ガシッ




林｢私に勝てると思ってんの？｣



山本｢…っ…分かった私の仲間にならない？｣




山本｢一緒に虐めよう？｣





めぐの目が変わった









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