GAM3 BO1【WN】

STAGE 40 ページ40

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さっきご好意で貰ったドリンクカップがあるから電車には乗れないな、と歩きながら映画を見に行く事にした。


緊張しすぎたからなのかキャラメルラテの味がしない。


あれいつも何話してたっけ、とウォヌの方を少し見てみる。
うーーーーーーーーん、かっこいい。



なんかかっこいい以外の感情が出てこなくなった、ボキャブラリーが貧弱すぎる。


ウェーブヘアにセットされた髪の毛も、メガネの奥の目も、カフェモカを飲もうとして１回熱いリアクションを少ししてたのも。


あーーもう全部がかっこいい。ごめんね煩悩の塊で。




WN「…なに？なんか変なとこある…？」

『いやぁ…？別に…かっ、』

WN「か？」



あっぶねー！
かっこいいとか言いそうになった。
終わりだよねかっこいいって、普通に好きなのバレるよね。




『カフェモカ火傷しそうになってたなーー、って？』

WN「マジか、恥ず」



耳まで少し赤くなってる、可愛いよ全部。



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緊張しすぎて喉が乾き過ぎたのか割と1駅もしないうちに飲みきってしまって、目的地まで電車に乗る事が出来た。


電車はあいにく座れなかったけど、近くに寄りながら話すっていいなぁ。高校時代に憧れてた電車通学のカップルってこんな感じだったのかなぁ。と思い出を懐古することすらできた。



そういえば、電車が揺れて少しウォヌの方にふらついた時とか特に感じてたけど


『今日香水つけてる？』

WN「うん、…あ、苦手だった？」

『いや、その逆ですごい好きな匂いだなぁって』

WN「結構香水とか好きでさ、1番気に入ってるの付けてきた。ちょっとにしたけど」



香水とか好きなんだ、意外かも。



WN「香水とかあんま使わないタイプ？」

『欲しいなぁとは思うんだけど、優柔不断すぎて選べない』

WN「ははっ、Aだいぶ優柔不断だもんな」

『逆にウォヌはこれってすぐ決めちゃうよね』

WN「うん、1回いいなって思ったらそれしか見てないかな」

『いいなぁ、そういうの』

WN「でもいいんじゃね？優柔不断なのも
今日の服とか、悩んでくれたの？」

『正直ね



めーーーーーっちゃ迷った』

WN「ははっ、やっぱり。


でもいいじゃん、すごい似合ってる」




……ありがとうジョンハン先生…！！、

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