GAM3 BO1【WN】

STAGE 38 ページ38

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『ねぇ、ほんとにかわいい？！』

JH「あーはいはい、かわいいかわいい」

『人が買ったフラペチーノさっき全部飲んどいて』

JH「人を勝手にショッピング連れ出しといて」




鏡の前で服を当てて吟味している私に適当な相槌しかしないこの怠惰な男ことバイト先の常連


あの通話から２日後 木曜日に、バイト先でスニョンに服を一緒に探して欲しいと懇願したがどうしても外せない用事があったらしく、ジスさんがジョンハンさんを(勝手に)推薦してきたというわけ



こっちは脚出しすぎだしな

かと言ってこっちは守りに徹しすぎ？

デート(？)に着ていく服が現れた！

▷ こうげきりょく
ぼうぎょりょく




『かといってこっちは肌見せすぎだよねー、さすがに』

JH「男からしたら最高」

『あんた連れてきたの間違いだった』




JH「男なんて皆感性一緒だから」

『…期待しないで聞きますけど、男の感性なら何着てたら可愛いわけ？』

JH「好きな女の子が着てたらなんだって可愛いだろ」

『ジョンハンさんそういう事言っちゃうタイプ…？』

JH「あーもう真剣にアドバイスしてやろうとおもったのに」



んー、これとこれ と言っていくつかハンガーにかかった服を渡してきた。

こいつ、値段も見ないで



JH「これくらい薄手のジャケット着とけ、んで落としたい時とかにさりげなく脱げ。


んで脚はこっちのチェックのスカートにロングブーツとかでいいんじゃね。秋っぽいし

メガネとかかけても良いし、このベレー帽とかカチューシャとか小物とか合わせるのが無難でしょ」

『先生と呼ばせてください』

JH「はは、昼飯にロコモコ丼奢って」

『げっ、金欠なのに』




ジョンハン先生に指導頂いた商品をちゃんと実費で全てお買い上げしてロコモコ丼のお店に入った




JH「このデラックスロコモコ丼にアボカド2倍とチーズトッピング、あとハンバーグをサイズアップでください」

『…普通のロコモコセットで』



良い奴だと思ったらやっぱり足元見たな
いくらだと思ってんだこれ



JH「明後日何すんの」

『とりあえず映画見に行って…適当なところでお昼食べて…』

JH「それで普通に帰ってきたとかならまじで殴るからな」

『嘘でしょ』

JH「最低でも手くらい繋いでこい」

『付き合ってもないのに？』

JH「付き合ってなくても攻めたらイチコロ」

『はぁ、そうやって女落としてるんだ』

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