GAM3 BO1【WN】

STAGE 4 ページ4

WN｢ははっ、ネクロマンサーの動きじゃないでしょそれ。てか、ランク帯近い人入ってくれて嬉しい｣


『私も、前いたギルドに近い人いなかった』


WN｢じゃあ今度高ランク者限定クエスト行こ｣


『もちろん、あれ1人は難しすぎるよね。レベル150以上しか入れないから一緒にできる人いないし』


WN｢序盤のボスのくせに復活呪文が厄介なんだよな｣


『そう！それで台パン止まんないんだよね！』


WN｢ふはっ、やっぱするよな。台パン｣





ゲーマーあるある？的な会話で、盛り上がることとか実生活であんまり無いから会話が弾んだ


あ、そういえばさっき倒したやつのドロップアイテム渡してなかったかも




『ウォヌ、さん？にも今の討伐アイテム半分渡しますねー』


WN｢ウォヌ｣


『はい？』


WN｢ウォヌでいーよ。あとプロフィール見てる感じタメじゃね？あ、サバ読んでる？｣




思ってたよりウォヌさんもといウォヌは話しやすそうな人だった

ギルドメンバーになると個人の設定してるプロフィールもみれるから、それに私も年齢を設定してたような気がする。


ウォヌ Lv.177 アサシン
1996.7.7


へぇこの人同い年なんだ。





WN｢てか、フレンド申請送っていい？｣


『も、もちろん！』





わたしのフレンド欄には最終ログインが半年前になっている友達しかいない。悲しいことに

フレンド欄に表示される【ウォヌ】と言う文字。





WN｢どうする？時間あるなら鉱山クエストいく？｣


『行きたい。金鉱石狙いたいんだよね』


WN｢俺も今金鉱石枯渇してる。あれ排出率ゴミだよな｣






そのあと1時間くらい一緒にプレイして、私がそろそろ落ちる と言ったタイミングで 俺も とウォヌもやめることにした




なんか、高ランク帯の人ってもっと性格荒んでるイメージだったから意外かもしれない





WN｢いつも大体この時間には誰かしらいるんだけどな、今日は俺しかいなかったね｣


『残りの3人ってどんな人？』


WN｢俺より弱い｣


『判断基準最悪すぎ』


WN｢はははっ、言うようになったじゃん。なんならAも俺より弱いね｣


『若干の誤差でーす』


WN｢いいや？俺の方がランク高いもんね｣


『いーや今日のトータルボス討伐数は私の方が多い』


WN｢俺の神アシストのお陰｣


『もう寝てやる』


WN｢ははっ、ごめん。マジ超助かった。また一緒にやろ｣


『まぁどうしてもって言うならいいけどー』


WN「フレンド切るぞ」


『ごめんなさい』

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