28さい、ふゆやすみのしゅくだい (ページ6)

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JS「まじでAをそういう風に見てなんかないんだけどさ、…正直超酔ってAも酔った状態でその気があるんだったらの話ね？

……それなら正直抱ける」

『異性として見れるかってそっちの話？』

JS「それでも、異性としてみるって純粋な好意だけじゃないでしょ？別にスンチョルもこうだとは思ってないけど」

純粋な好意だけじゃないって、そりゃそうなんだよなぁ。

28歳って高校生みたいな告白する！付き合う！手繋ぐ！キスする！みたいなキラキラした恋愛かって言われたらもう少しドロっとしてる気がする。

JS「綺麗な純粋な好意持つかって言われたら今は持たないね。

でも何があるか分からないからもしかしたら明日は好きかもね。Aだってチョロいからきっかけあればすぐ好きになるでしょ」

『チョロいってあんたちょっとバカにしたでしょ』

JS「ちょっとじゃなくてだいぶね？」

もしかしたら、ってきっかけを何回も上手いことすり抜けててスンチョルの事をそういう目で見てこなかったし。

…きっかけさえあれば明日はスンチョルのことが好きかもしれない、かぁ。

JS「…休憩時間ヤバくない？」

『…やばい』

2人して顔を見合せた後にダッシュした。

エレベーターが来るのも遅いから階段を全力で駆け上がった。28歳にして全力で階段を駆け上がるなんて思ってないんですけど？

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「ごめんね、Aさん。この仕事だけ頼める？」

定時の1時間前に頼まれた仕事、正直断りたい。
いや無理っす、まじで無理っす。帰ってお酒飲みたいんです。とか言えたらなぁー…

と思いながら、ワカリマシタ…と受け取った。
頑張れば2時間で終わる…か？

家に持ち帰ってもいいけどこの量なら…うーん。

JH「手伝ってやろーか？」

『マジ？』

JH「おん、スンチョルー、手伝ってやれよ」

SC「まだ仕事してたの？」

JH「これじゃ帰るの何時になるか分かんねーな、じゃ頑張れよ」

荷物をまとめて帰る準備をするジョンハン。
頼りになるジスなんて取引先まで行ってそのまま直帰。

いや、あんたは帰るの？ほんとに？ジョンハン、ほんとに帰るの？

SC「お前は帰るのかよ」

JH「俺今日このあと妹とデートなの。じゃーね」

SC「…あいつどう思う」

『3年でやれば即終わるのに。てか妹とデートで浮かれてんの怖い』

SC「それな」