28さい、ふゆやすみのしゅくだい (ページ3)

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JH｢お前目の下のクマどうした？｣

『そんな酷い…？』

JH｢残業ウィークだった先週のシュアみたい｣

『深刻だね、それ』

日曜日だってのに2時間しか寝られなかった。
誰のせいかって？

私を悩ませた張本人のくせにまだ出社してしてないあのチェスンチョルのせい。

『ねぇジョンハン、友達の話なんだけどさ。
実はずっと仲良くしてた友達の同僚がその友達のことを好きだったみたいで』

JH｢なに？スンチョルの話？｣

知ってたんかい。
…じゃあもうここまで来たら経緯を全て洗いざらい話してもらえばいいんじゃない…？

JH｢言っとくけど、相談はされてたけど詳しいことは話さないよ｣

『そこをなんとか』

JH｢スンチョルじゃダメなわけ？
いや、妥協して付き合えとかそういう訳じゃないけどさ｣

『うーん…なんて言うか。スンチョルをそういう風に見たことが無い』

JH｢…………あー｣

だって金曜日までただの仲いい気の合う友達であり同僚なんだから、いきなり好きなんだけどって言われても。

『一応聞いとくんだけどさ、ガチなんだよね…？』

JH｢そこはガチ｣

ガチだからにはちゃんと考えて返事しなきゃいけないよなぁ。仲良い同僚だからこそ。

え、スンチョルって私の事ガチで好きだったんだ？同期としてしか見てなかったからさー！

とかふざけたことを抜かそうものなら仕事を辞めてしまう。

スンチョルじゃなくて私が。

ジョンハン、そしてもう1人の同期であるジョシュアことジスにお前なんてことを言ってしまったんだって圧力をかけられて辞職まで追い込まれる。

そして元よりスンチョルを傷つけたいわけでは無いのだ。

『どうしたもんかね…』

JH｢でもまぁスンチョルも言ったからには何かしら行動起こしてくるでしょ。ならそのまま受け身でいればいいんじゃね？｣

『そういうもの、？』

JH｢うん、それで好きにならなかったら断ればいいし。好きになるきっかけとかだったらラッキーってだけじゃん｣

『そんな弄ぶみたいなことしていいの？』

JH｢それでも何とかしてそういう対象にして欲しいからスンチョルはちゃんと言ったんじゃないの？｣

スマホを開いて、朝通知だけ見て閉じたメッセージ

スンチョルおはよう

始業15分前に出社したスンチョルを見つけて

Aおはよう