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JN「はい、どうぞ」
と助手席の扉を開けてもらいジュンさんの運転で駐車場を後にする。
当たり前のように送ってくれてるけど先にコーヒーとか買っておけばよかったな、と後悔。
JN「ずっと気になってたんだけど、今日のお昼に一緒にいた人って誰？」
『お昼…？
あぁ、マーケティング部のスンチョル先輩っていう…入社してからお世話になってる先輩…だよ』
JN「そっかぁ、先輩…先輩かぁ」
『…なんだかご機嫌です、だね』
JN「さっきから頑張って敬語直そうとしてるの面白いね。
てか、俺、Aさんと話すのすごく好きだから一緒に帰れるの楽しみにしてたんだ」
『バレてましたか。うーん、私そんなスニョンみたいにドッカンドッカン笑い取れる訳でもないし』
JN「あはっ、ドッカンドッカンって…
なんか波長が合うのかな」
時間帯が帰宅ラッシュなのもあり、前回と同じような渋滞で車が止まったタイミングでジュンさんと視線が交わった。
赤茶に染められた髪の毛、末広で切れ長な吸い込まれそうなアーモンドアイ、唇の両端にならんだホクロ
JN「なんか今日、キラキラしてる」
『…ちょっとだけメイク変えたからかも』
JN「キラキラしてて可愛い。
あと本当はこの前言いたかったんだけど、髪の毛染めた？似合ってる。…あ、暖房かけてるけど大丈夫？寒くない？」
もし寒かったらこれ使って。
と長い腕を後部座席に伸ばして、ジュンさんのグレーのジャケットが渡された
ふわっと、いつもジュンさんからする柔軟剤のような匂い
JN「月曜日だけどAさんと帰るの結構楽しみにしてたんだよ、俺」
『そんなに？』
JN「うん、最近経理部行く機会が無いからあんまり会わないし…なんか1週間くらい会わないと忘れられちゃいそうだし」
『さすがに同期の顔と名前くらい覚えてられますー』
てか、こんな存在忘れられたくても忘れられないでしょ
という言葉は飲み込んだ
こう言う時間はすぐに過ぎてしまう
今日が終わったら次話すのはいつなんだろう
JN「ここだったよね｣
『はい、ありがとうございます』
JN「あ…うん」
車を降りようと扉に手をかけたとき
JN「あのさ、もし嫌じゃなかったらなんだけど…カトクとか、交換しません…か」
『…ひゃ、ひゃい』
咄嗟に勢いよく手を握られて、変な所から声が出てしまった。穴があったら入りたい、逃げ帰りたい。
その後ジュンさんも慌てて手を離してカトクを交換した。
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iuwfpd(プロフ) - 肉豆腐さん» 教えてくださりありがとうございます！ (1月14日 17時) (
レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
肉豆腐(プロフ) - おぬたん日記さん» コメントありがとうございます！私もおぬたん日記様の作品読ませていただきましたがきゅんきゅんしながら読んでいました！笑 こちらこそ応援しております！ (1月13日 21時) (レス) id: dcb405b485 (このIDを非表示/違反報告)
肉豆腐(プロフ) - レイさん» 事後報告になりましたが昨日Xはじめてみました！よろしければ @29_10fu で出てくるかと思いますので是非…！ (1月13日 21時) (レス) id: dcb405b485 (このIDを非表示/違反報告)
肉豆腐(プロフ) - iuwfpdさん» 先日始めました！ 他作品の最後のページから飛べるようにしているのですがIDは @29_10fu です！ (1月13日 21時) (レス) id: dcb405b485 (このIDを非表示/違反報告)
iuwfpd(プロフ) - 初めまして！いつも作品を読んでにまにまさせていただいてます´▽`作者様はTwitterやってますか？教えていただきたいです。よろしくお願いします-_- (1月13日 20時) (レス) @page46 id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肉豆腐
| 作成日時：2023年12月24日 23時
