プリンスとわたし

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あれから数日

プリンスとはあれ以来関わることも無くいつも通り業務をこなしていた時




JN「Aさんっ！
これ、昨日の打ち合わせ分の領収書お願いします」




…さっきからこの部署がザワついていたのはこの人か




JN「あとこれAさん好きかなーって。
先方からサンプルで貰ったんだけどAさんにあげる」

『ムンさん、自己紹介って私しましたっけ』

JN「？ うん、最初にイAですって！」

『てっきり苗字の方をご存知ないのかと』




同期ならまだしも同期でなく、この前初めてで
部署も違う人に名前呼びされるほど仲良くなれるほど私は外向的じゃない




JN「イさんって呼んでもいいけど、同期にイジフンもいるし」

『…分かりました、そこに関してはもう触れないことにしますが。


このチョコレートミルクティーフラペチーノは経費じゃないですよね』


JN「わぁ、すみません…
あ、Aさん甘いもの好きですか？
これすごい美味しかったんで飲んでみてください」

『ありがとうございます。
この精算は受理しますので引き続きお仕事頑張ってください』

JN「…！はいっ！Aさんも頑張ってください！」




同期…イジフン…？




WN「…はよー。朝から俺の路線の電車止まっててさー」



遅れて隣の同期が出勤してきた。



イジフン、イジフン…
イジフンって…開発部の、？



WN「そ、若くして今回 開発リーダーに大抜擢。
同期なのになー俺も開発部行けば良かった」

『…待ってもう一回言って』

WN「俺も開発部行けば良かった」

『その前』

WN「同期なのに？」

『イジフンって、同期だっけ、？』





ムンさんの同期はイジフン
イジフンはウォヌの同期

ウォヌと同期は私




＝ ムンさんと私は同期……？？




WN「まぁ俺らの同期辞めたやつ多いしなー
研修グループ誰と一緒だったの」

『１ヶ月で転職したキムジュヨンと家業継ぐために辞めたパクイェジョン、無断欠勤ばっかでクビになったハンゴウン…あとあのクォンスニョン』

WN「5分の3辞めてんじゃん。
つかクォンスニョン遅ぇな。早く企画書持ってこいよ」




そっか、確かウォヌがクォンスニョンの企画書に頭抱えてるのを何回か見たことある。

確かクォンスニョンは…



HS「営業企画部からの企画書持ってきましたー！！
2人とも仲良さそうじゃん、なんの話してんの」

WN「お前が楽しそうでいいなって話」

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