2人のヤクさんは幼馴染【ハイキュー】 (ページ32)

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父ページ32

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～4日目～

日「あれ？Aさんは…」

研「Aなら最終日まで来ないよ」

日「え、なんで！？」

夜「…アイツの父ちゃん期待すげぇからな……」

「「「「？？」」」」

『だ・か・ら！！言ってんじゃん！！！！もうバレーはやらないの！！！！！！！何年ブランクあると思ってんの！？』

父「だがな！！母さんからAがまたバレーを衛輔くんとやり始めたと聞いた時俺がどれほど嬉しかったか…！」

『無理！！！！！！てか私今合宿中なの！！急に帰って来いとか父さんの勝手な都合で呼び出さないで！！』

父「ひ、久しぶりに会えた父さんになんてことを…！？でも帰ってきてくれたってことは見学、行くんだろ？」

『うっ…まぁ、行きたい、けど』

父「…意外だな、Aが《運営側》に興味持つなんて」

『…』

父「でも父さんはまだお前が選手になれると思ってる。トライアウトを受ければ絶対に」

『父さんは、バレーを広める側の人。私は選手として活躍するんだと私も思ってた。信じて疑わなかった』

父「…」

『でも、もう私は選手になろうだなんて思わない。期待なんてしないで。父さんが私を認めてくれてるのは嬉しいけど…私は前に進むって決めた』

父「……変わったんだなぁ」

『あはは、家に父さんがいないから』

父「うっ…父さんも帰ってきたいんだけどな…！？」

『でも誇りに思ってる。…私の友達、父さんと同じとこ目指してる子いるよ』

父「えっ、後輩になる奴！？男！？！！？！」

『そーだけど。…まぁ就職率低すぎるから無理かもだけど』

父「Aも父さんのとこ来る…？」

『まだ想像つかないから見学しに行くんでしょ…』

…衛輔も、みんなも前に進んでる

私だけ止まってる訳にはいかない