第三十八話 ページ3
Aside
『………え？？』
頭の整理がついてから聞き直す。
ちょっと待って、
『バレてたんですか…？』
私がそう言うと、皆クスクス笑い出した。
『…え、嘘…』
さ「逆にAはなんでバレてないと思ってたんだよw」
『え、だって皆ころんさんもお兄ちゃんも誤魔化したらすぐそっかーって言ってたし…』
……え？
莉「wAちゃん、つまり皆騙されてるふりしてたんだよw」
こ「あんなあからさまな嘘つかれてもわかるってw」
マジか…
『ちなみにいつから気づいてたんですか？』
さ「初めてモアの歌聴いたときに皆にも言ってたんだよAに似てね？って」
『初めて聴いたとき？』
さ「あ、Aにモアって知ってる？ってLINEで聞いたとき！」
あぁ、あの時…
『……上手く交わしたつもりだったのに』
私がそうつぶやくとまた皆が笑い出した。
そんな面白くないだろこれ()
な「そうそうwそれでさとみ君達にわざとモアさんの話題出してもらってw」
『え？じゃあわざと私の反応見て本物ってわかったから今呼び出したと？』
な「正解！w」
『…………ﾊｧ…』
私は私で今までバレないようにしてたつもりなのに…
さ「だってお前が携帯いじったらモアはツイートしてるし、お前が部屋に籠もったらキャス始まるし」
る「話聞いてるだけでもわかりやすすぎですよねw」
…るぅとさん…優しいと思ってたけど笑いながら言うあたりちゃんと腹黒()
な「あ、そうそう、ただ確認したかっただけなんだw」
『集まる必要ありましたかそれ』
な「確かにw」
…あ、
『そうだ、流石に炎上したくないのでモアとしては絡みませんからね？』
な「あー…やっぱそうだよね、」
ジェ「残念やわ」
ジェルさんいつから起きてた？←
『あと、モアと碧が同一人物って言うのも公表するつもりはまだありません』
さ「いつかはするの？」
『…公表しなきゃいけないってなったらかな？』
な「そっかー了解！ごめんね呼び出して」
『いえ！皆さんに会えて普通に嬉しかったので…』
ジェ「いいこと言うやん…」
なんかジェルさんジーンとしてる。
ほっとこう←
さ「じゃ、俺ら先帰るな！行くぞA」
『あ、うん！失礼します』
そう言って個室から出た。
(私ってそんなに鈍感なのかな)
この時私は呑気にこんな事考えてたけど、
こんなに呑気でいられたのは
その2ヶ月後、あんな事件が起こるなんて知らなかったからだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 756人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クルア・ユークリフ - 作品読みました。私も作った作品全然完結させてないです。でも頑張って終わらせようとしてます！私の作品を見ていただけると嬉しいです。それと、私のもう一つの占ツクアカウントでもある『シュレン・ドレアー』の作品もぜひ見て下さい！ (2021年11月6日 14時) (
レス) @page21 id: 7ba172a4ad (このIDを非表示/違反報告)
千~かず~��(プロフ) - ひなさん» わわ、ありがとうございます…！すごく心が落ち着きます、ありがとうございます！！ (2021年5月3日 20時) (レス) id: 18a1b4d95a (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 初めまして！ひなと申します！作品読ましてもらいました。なんか言葉にならないくらい凄くて・・・最高の作品でした！無理せず、頑張ってくださいね。応援してます。大好きです！ (2021年4月18日 17時) (レス) id: 2e504bd6c7 (このIDを非表示/違反報告)
千~かず~��(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます！！大好きと言ってもらえてほんとうに幸せです。 (2021年2月12日 16時) (レス) id: 18a1b4d95a (このIDを非表示/違反報告)
千~かず~��(プロフ) - ましゅまろ。さん» ましゅまろさんほんとにずっとありがとうございます。もうタメで大丈夫ですよ！仲良くして欲しいです！！ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 18a1b4d95a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千~かず~ x他1人 | 作成日時：2020年8月23日 20時
