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経過観察中 ページ2

目が覚めてから2日。

私の傷はほぼ塞がった。

言うなれば絶対安静の経過観察中だ

冨岡「A,身体はどうだ」

縁側で日を浴びていると,
義勇さまが傍に腰掛けそう言った。

「はい,随分良くなってます。
本調子を未だ取り戻せてはいませんが…。」

冨岡「…そうか
俺は柱合会議に行ってくる。
何かあれば,鴉を飛ばせ安静にしろ。」

「フフッ…気にし過ぎな気もしますが…
はい,肝に銘じておきます。
留守はお任せ下さい行ってらっしゃいませ。」

こうして送り出すのは何度目だろう…

義勇さまは何処迄も御優しい…。

其れに比べて私は…否後向きな思考は予想か…。

もう少し休んだら夕餉の買い物でも行こう。

「……今日は久しぶりに鮭大根にしようかな…。」

ねぇ…義勇さま。

誰よりも近くで貴方を見てたから,

私は,ずっと気付いてたんですよ。

貴方が自分を卑下してる理由も,

水柱になっていい人間じゃ無いって思ってる事も

私の身体が余り強くない事を知ってて,

本当は自分を継がせる気が無かった事も,全部…。

如何しても独りで後ろを向いてしまう優しい貴方が,

前を向けるように,
私は何をして差し上げれるのだろうか…。

会議へ向う背中を見送った余韻の中

水琴窟の音に耳を澄ませて思考して目を閉じた。

-----隊士記録-----

嗣遠 松葉

階級 彼岸柱? 誕生日 2月15日
年齢 27歳 身長 178cm
体重 65kg 出身地□□□□※文字が掠れて読めない
趣味 手芸,はさみ将棋(等の将棋用具を用いた遊び)
好きなもの 金平牛蒡 ,豆腐料理

紫苑色の瞳(宝石眼)・至極色の髪。
日輪刀は今紫。関節刀,鍔は組子竜胆。

個人装備
小さめな手鏡サイズのロケットペンダント
※(3人兄妹で撮った写真の入り)を隊服の下に隠してる

洋服タイプのズボンの隊服。
地模様タイプの組子竜胆の描かれた白い羽織
(紐で留めて肩に羽織り袖には通していない)

藍色の珠に金の鈴の付いた腕輪念珠。

継語A・嗣遠清竹の兄

中性的な美男。
性格はフリーダムおっとりな不思議ちゃん。

以前は鬼を哀れみ,仲良くなれる未来を望んでいたが…

母の家業の影響か薬学に(特に毒学)精通している。

-----嗣遠兄弟とA補足(壱)-----

A(当時6歳)を保護した時。
松葉は19歳,清竹は15歳。

Aと嗣遠兄弟は腹違いの兄妹。

当時名前を付けて居なかったのは
松葉のネーミングセンスは恐ろしく凄まじい為,
察した清竹の保留表明により。
暫くは,"妹"呼びで妥協していた。

緊急柱合会議→←閑話_Haunted house(キメツ学園)



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作者名:あいぞめ | 作成日時:2020年2月26日 0時

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