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見送りと嫌な予感。 ページ4

冨岡「えっと…駅は此処だな」

「折角のお休みなのに…態々お見送り…

義勇さま疲れてるのに…。」

冨岡「気にするな,俺が好きでしてる事だ」


普段決して慣れることない,
少し都会を感じる雰囲気に戸惑い乍も
義勇さまの案内により,
炎柱さんと
待ち合わせする事になっている駅に到着。

警官に見られるといけないから,
日輪刀をマントで上手い事包んで抱えている。

義勇さまは先刻任務が終わったばかりなのに,
私を駅まで案内する為に着いてきてくれた。

切符を買った後に,
私は見た事ない造形に驚いた

「…義勇さま。この大きいのが…列車?」

冨岡「嗚呼…乗り物だ安心しろ)ポンポン」

「はい。」

発車時刻を前に控え一向に来ない炎柱さん。

人混みの中を探していたら

よく似た色を2つ見つけた。

煉獄「うむ!弁当の種類が豊富だ!
之ではどれにしようか迷って決められんな!」

千寿郎「兄上!兄上!
そろそろ列車に乗らないと!」

看板に記される弁当の御品書きを

凝視する炎柱さん

横で時間が…と促す弟と思わしき少年。


そろそろ…列車乗って待っておこう。

冨岡「?…如何したか?」

「ううん,何でもない…。

では,行って参ります。義勇さま。」

冨岡「必ず帰れ,A」

「御意。」

手を振り列車に入ると同時に

義勇さまの色は離れた。

義勇さまに…

此処迄されたんだ…頑張らないと…。

だけど…今回ばかり少し不安。

「…此処の席でいいかな?)ポスッ」

腰を下ろして一息つく。

この任務は柱が出る程の任務。

派遣された隊士が何人も消息を絶ってる。

何時も以上に警戒しなきゃ。

嫌な予感がする…。

「……)スッ」

念の為にと,私は気付薬を奥歯に挟んだ。

此で目覚め切れる程度だといいけど…。


煉獄「おお!君は確か冨岡の継子の…」

「継語Aです。」

煉獄「継語少女!!
直接任務を共にするのは初めてだな!
活躍は,よく耳にしている!期待しているぞ!
今日はよろしく頼む!」

「此方こそ)ペコ」

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大正コソコソ噂話

Aさんの所持する薬はお手製。

中でも気付け薬は一番。

対血鬼樹でも正気に戻る程苦味(極)です。

今日は運悪く一錠しか持ち合わせがありません。

腹が減ってはなんとやら→←小話_Bread



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作者名:あいぞめ | 作成日時:2019年12月19日 23時

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