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結局何がしたいの? ページ21

…煩い。

「ごめんなさいね
鬼に名乗る名前は無い
私は,(鬼と)喋るのが嫌い,
気安く話し掛けないで癪に障る」

猗窩座「そうか!そうか!!
お前は!喋るのが嫌いなんだな!!!!
俺は喋るのが好きだぞ!!!!!」

「……。)イラッ」

猗窩座「何度でも聞くぞお前の名を!」

猗窩座は蹴り技をAを放つ

「…(貴方)と馴れ合うつもりは無い」

ザシュッ__

蹴られた瞬間に鬼の脚を切断し威力を緩和させる。

後退し乍鬼は満足気に笑う。

猗窩座「なかなかやるな!!」

猗窩座「よし!!杏寿郎なんかよりお前にしよう!
女の癖に,この強さ!この速さ!!
人の儘にして置くのは,至極勿体ない!」

瞬時に回復させた脚で踏込み,
再度脚技を繰り出す。

回復速度が,落ちていない

…チッ,やっぱり

十二鬼月に
先刻の毒の名残程度の量じゃ足りない…。

炭治郎「(拙い!!この儘じゃ!!)Aッッッ!?」

猗窩座「!!…そうか,
お前はAと言う名前なのか」

「ハァ…煩いよ炭治郎。

男が喚くな。私を勝手に殺そうとするな。」

隙を突かれると見せかけて

やり返そうとした所

炭治郎が,私の名を叫んだ事により名がバレた

柄で防いだ足を弾き返し

嬉しそうな鬼を見据え

話の通じない人(鬼)は嫌だ。

何だろうか……,腹が立つ。

猗窩座「A,鬼になろう!
そうすれば此奴らの様に死ぬ事は無い」

「丁重にお断りする。
鬼になれば強くなれる…だったかな。
それって本当に貴方の力なの?
貰い物でしか無いんじゃない?。」

猗窩座「な,んだと?」

鬼舞辻から力を貰って,
一時強くなったとしても,
唯,乱暴に遊ばれる
血肉人形に成り下がるだけ…。

「貴方は何がしたいの?
鍛練の名を冠した殺人を繰り返して,
結局貴方は,何が欲しいの?
自分より弱い者を痛ぶって何が得られるの?」

少しだけ,上弦の参の色が揺らいだ気がした。

彼の黄色い瞳は,呆然と私を見据えている。

猗窩座「……。破壊s」

「…鬼舞辻の狗には答える口も無いの?」

猗窩座「黙れ!黙れ!黙れツツ!!破壊殺・乱式!」

「此岸の呼吸 静謐ノ刻 鏡花水月 」

連打される拳からの凄まじい衝撃波。

…全て防ぎ切れない

「…ッ…。」

猗窩座「どうだ!此が強者の拳!俺の力だ!」

「……。」

此岸の呼吸はね,

私が,最期の一瞬迄戦う為に作り上げたもの。

其の極意は,肉を切らせて骨を断つ。

愉悦に浸る貴方は,気付かないと思うけど,

今現在,貴方自身は己を追い込んでるのよ。

諸刃の剣→←上弦の参 猗窩座



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作者名:あいぞめ | 作成日時:2019年12月19日 23時

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