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二百人を守る。 ページ16

よ,良かった…。

伊之助くんの声,

凄まじい雷鳴。

禰豆子が頑張って,彼らを起こしてくれた。

炎柱さんの色も迫ってくる。

内部へ戻り迫り来る触手もどきを

木目細かく斬り乍駆け回り再度炭治郎と合流を果たす。

途端に車両が大きく揺れ驚き乍も

咄嗟に肩を抱き炭治郎が体勢を崩さないように支えた。

炭治郎「あっ!ありがとう!」

「気を抜かない方がいい…。」

炭治郎「嗚呼…。何なんだ今の…鬼の攻撃か?」

「違うよ。炎柱さん」

炭治郎「えっ…」

煉獄「竈門少年!!継語少女!!!」

「ほらね。」

煉獄「時間が無い,手短に話す!!
此汽車は八両編成だ,俺は後方五両を守る!!!
残りの三両は黄色い少年と竈門妹が守る!!!
君達は猪頭少年とその三両の状態に注意しつつ,
鬼の頸を探せ!!」

炭治郎「頸!?でも今この鬼は!!!」

煉獄「ズイ)どのような形に成ろうとも
鬼である限り急所()はある!!
俺も急所を探りながら戦う!!
継語少女もどうするべきかをとっくに承知している!
竈門少年!!!君も気合いを入れろ!!!」

ドンッ!!!

炭治郎「(凄い…!!見えない
Aの言う通りだ。
煉獄さんが移動する音だったのか。
状況把握と判断能力が早い。
感動してる場合じゃないぞ!やるべき事をやれ!!)」

業務連絡を終え激しい揺れと共に,
立ち去っていく炎柱さんを見送り。

圧倒されてる炭治郎と共に,
伊之助くんとも合流を果たし,先頭車両へ急いだ。


炭治郎「(煉獄さんは五両もの客車を守ってくれている。
伊之助は敵の急所をみつけた…
善逸も禰豆子も戦ってる…
俺も役に立たなければ…皆を守らなければ!!)」

「……。」

伊之助「オオリャァァアア!!」

ギャギャン

伊之助「怪しいぜ!!怪しいぜ!!この辺り特に!!」

「ハッ!待って猪頭くん!」


二振りの刀を振りかざし乍,私の声を掻き消す様に,


先頭車両の運転席に乗り込み騒ぎ始めた。

車掌「何だお前は!!でっ出て行け!!」

伊之助「鬼の顎ォォ鬼の急所ォォオオオ!!!」


焦る車掌の制止は届かず,

問答無用に斬り掛かろうとすると伊之助くんを阻む様に

手が伸び襲いかかる

その気持ち悪い手が襲い掛かる

伊之助「うわ,キモッ!!(手多っ!!しまっ…)」

「水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦」

ザシュッ…

良かった,今回も間に合った。

「腕は私が斬る早急に頸を断って!!」

間一髪腕を斬り落とし己を制し乍指示をした。

狭所の攻防→←列車との融合。



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作者名:あいぞめ | 作成日時:2019年12月19日 23時

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