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一か八か燃やそう。 ページ11

「ガリッ)ハッ…」

身体に染み渡る苦味。

目を開けると列車内。

良かった此処は現実だ。

否良くないな今の此処は戦場だ。

ギュッ…

抱き締められる感覚に視線を落とせば

禰豆子「むー!ムンムン!」

「…禰豆子」

禰豆子が私のお腹に腕を回し抱き着いてきた。

目が覚めた事に気付いたみたいだ。

禰豆子「むー!」

嬉しいし,可愛いと思うよ…

グリグリは今やめて欲しいかな…。

胃の内容物全部出て来ちゃいそうなの。

流石に頸斬って死ぬのは少し来るものがあるから…

「禰豆子…もしかして炭治郎達は目を覚ましてないの?」

禰豆子「むん!)コクコク」

「禰豆子は箱に居て切符切って無いから…良かった」


皆に結ばれたこの縄は…どうするべきか…

斬るべきか?

いやその程度で良ければ普通の物でも出来る…

之は術だ…色が…普通の物と全く違う。

切れば相手の思い通りになりかねない。

縄に下手に触れるべきじゃない…


禰豆子が炎をなんたらと炭治郎が言ってた筈

なら一か八かで

「…禰豆子の力で,この縄燃やせないかな…」

禰豆子「むっ!むぅ!」

何気なくに言った言葉に禰豆子さ元気に頷き,

遠慮なく血鬼術で炭治郎を燃やした。

触れる限り私の手にも害は無かったから平気だろう

「炭治郎…起きて…起きて)ペチコペチコ」

禰豆子「むー!むーんむ!)ユサユサ」

炭治郎「あああああ!!!!!」

縄を燃やされた炭治郎は少しして

頸を抑えて起き上がった

よし…生きてる。

「あ,炭治郎…。
お早う。皆を起こすの手伝って」

炭治郎「あっ嗚呼!!」


子供達や仲間が縄で繋がれている状況を見て
炭治郎も理解出来たようだ。

「禰豆子,その調子で縄燃やしてお願い。」

禰豆子「むぅ,むむむ!!」

一頻り禰豆子を2人で褒めた後
禰豆子に頼んで縄を燃やして貰った。

だけど,
炎柱さんや善逸くん,伊之助くんは未だ寝ていた



---------------

Aさんの夢に入った青年について
↪16〜8歳くらい。
親戚のとある作家の門下生。
里帰りした日の夜,家族を惨殺され,脳病院に入院。
結核等の病気を併発。
生きる苦しみから逃れる為なら,
人を苦しめても良いと思っていた。
元々は,快活な性格の優しい青年だった。

夢を見ていたかった→←無意識領域と青年。



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作者名:あいぞめ | 作成日時:2019年12月19日 23時

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