喧し豚と言われたい 【宮侑】

4 登場侑くん ページ4

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「いやー惜しかったね」


『そうだね〜でも面白かった！連れてきてくれてありがとう！』


「良かった！」




試合は負けてしまったが、とても！すごく！面白かった
バレーにハマりそうだ

てか、あの顔が忘れられない
もう脳裏にこびりついた




「あ！彼氏に会ってくるね〜」


『はーい！待ってる』



友達の彼氏は試合に1回も出てなかったが
彼女の役目として慰めに行くらしい



待っていると…



「あれ？Aさん？」


『あ、角名くん！』



1年の時同じクラスだった角名くんに会った



「え、珍しくない？」


『あー友達に誘われて』


「わざわざ？」


『わざわざ』



角名くんとは標準語仲間として仲良くなった友達だ




「それはどうも。どうだった？バレー」


『ものすっごく面白かった！！』


「良かった良かった。1年の時はバレーなんて何も知りませんって顔してたのに」


『どういう顔それ』


「白状な顔？」


『なにそれ……顔と言えば！！！
＿＿＿＿めっちゃくそタイプな顔がいた』


「え、誰誰」


『宮侑って人』


「侑かーい」


『やばい人？』


「結構やばい＿＿」



そんな宮侑の話をしていると



「なんや角名。彼女か？」


「あ、」


『あ、』


｢あ？｣




噂はなんとやら…宮侑登場



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