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『じゃあねー』
「気をつけろよー」
「またなー！」
「「お疲れ様です」｣
「お疲れ様です…Aさんこっち」
『うんありがとう』
みんなとバイバイした後
影山くんは私が道路側にいたのを気にしたのか
場所を代わってくれた
『…』
「…」
相変わらず会話はあまりない
影山くんが口下手なのは知ってたけど
影山くんの前だと私までも口下手になってしまう
でも確かめたい
『あ、あのさ』
「はい？」
『影山くんは…バレー以外好きなものあるの？』
「…？」
一旦好きなものを聞こう
それから好きな人とか聞いて…
聞けるかな、、
「まあ、ありますね」
『え"』
バレーしか考えてないバレー馬鹿だと思ってたごめんね
「なんすか、別に好きな＿＿くらい…」
『ん？ごめん聞こえなかった』
「いやなんでも」
影山くんの声が少し小さくて聞こえなかった言葉
なんて言ったか気になる
｢Aさんの好きなものはなんですか｣
『んー。やっぱりバレーかな』
「バレー…」
『ほら、バレーもバレーしてるみんなも…好きかな』
「…」
聞かれたことを答えただけなのに
何故か黙ってしまう影山くん
なんか変なこと言ったかな
『えっと、影山くん？』
「…ずるいっすよ」
『え？』
なにがずるいのか分からないけど
影山くんは自分の顔を手で隠していた
少し赤くなった頬を
『…』
そんな顔を見れば分かる
私を意識している顔
『…』
でも本人は気づいてない
その感情が【恋愛】の意味であることを
・
＿＿＿＿＿＿＿
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nagisa06(プロフ) - 及川さんからの影山読ませてもらってます！すごく好きです！更新頑張ってください！楽しみにしてます☺️ (4月14日 20時) (
レス) @page16 id: ed0384750b (このIDを非表示/違反報告)
みきお - みきお (3月26日 15時) (レス) @page1 id: 7764ec0610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶏皮大好き | 作成日時：2024年3月21日 23時
