鉄仮面な彼との共同生活 【3】

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喜多見「Aさんは



お酒強いんですか？」





『いや、私、弱いんですよねー。



すぐ顔赤くなっちゃって、



飲みすぎると所々記憶飛ばすんで



どんな感じになるのか



いつもわからないんですよね！笑』






喜多見「あら、じゃあ今日は



そんな姿が見れるということで？笑」






『その前にブレーキかけてくださいよ！！笑』





喜多見「えー、どうしようかなー？笑」






『喜多見チーフは逆に強そう…。



何杯でも行けるぜって感じがします』






喜多見「俺は普段は



酔うことないんですけど、



調子が悪いと酔いますね」






『え、喜多見チーフが酔う…。




どんな感じで…？』






喜多見「涼香が言うには、




しつこいくらい甘えてくる




って言ってましたね」







喜多見チーフが甘える……？？？？







“ ハグしてもいいですか？



……ってもうしちゃってるんですけどねぇー ”






“ もう、離れちゃダメですよぉ、



寂しいじゃないですか ”






ハグされただけで窒息して倒れそう(？)







喜多見「うわ、Aさん妄想してたでしょ」






『は、！？す、するわけないですよ！』






喜多見「やらしい子ですねぇ、




まあ、今日は飲めないので




見せてあげられなくて残念ですけど！」





『違いますって！』






“ おりゃ！！！ ” っと




喜多見チーフの頭に向かって両手を伸ばし、




グリグリっとしてやろうとすると




手を捕まれそのまま下に下ろされて、




逆にやり返されていた






そんな様子を気づいたら全員に見られていた








徳丸「あのー、お二人方、酔ってます？」







冗談っぽく聞いてきた徳丸くんに対して、




喜多見が “ 酔ってませんよー ” と言い、




私は大きく縦に頷いた







比奈「前から思ってたんですけど、



2人とも仲良いですよね〜」






『喜多見チーフがいつも



悪ノリしてくるからですよ！』






喜多見「いやー、つい、可愛いもので、、笑」







その発言に、




自分を含め尚さん以外の6人は




声を揃えて “ え？？？ ” と言っていた






尚さんはというと、静かにお冷を飲んでいた







なんか、そんな姿がカッコイイ…




って、何見ちゃってんだ！！







バチッ




ほら、目が合っちゃった







気まづい気まづいと一瞬にして目を逸らした







でも私の方に




ずっと視線を感じるのは気のせいか

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