鉄仮面な彼との共同生活 【3】

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『だからですか、



すごい疲れた顔をしていたのは、、。




…あ、ごめんなさい！



また偉そうだなっとか思わせてたら！！』






「いえ、大丈夫です。」






『私も実習で中々上手くいかなくて、



ミスばっかりで、、。




周りの看護師さんに迷惑かけて、



家に帰る頃には泣きそうなくらい



落ち込むんですよ。




だから、疲れた顔になっちゃうの



ちょっとは気持ちわかるなーって、、。






あ！いや、！！！




厚労省さんと悩むことはそれぞれ違って、




気持ちの重さも同じだとは思ってないので、




比べてるような言い方になってしまって



申し訳ないんですけど！！』







厚労省さんって、俺のこと、？？？？






彼女をふと見ると、





目が合ったことで更にアワアワっと焦っていた






ふふっ、笑 面白いな、この子







『私は、いつか救命看護師になって




多くの患者さんを助けたい支えたい、




自分に誇りを持てるようになりたいんです。





だから、




まずは看護師になれるように頑張らないと！』







“ 救命看護師 ”



もしかしたらプロジェクトにある



看護師の1人になる未来が来るのかもしれない




と彼女の未来への可能性が見えた








ピンポーン








自分が降りたい階にエレベーターが着いた







「きっとなれますよ。



救命看護師、その夢を叶えてください。」





『はい！』







彼女はニコッと微笑んだ






この時からだ




彼女は花が咲いたように微笑むのは








彼女のように




医療に携わりたい、患者を救いたいと思う人





そして




事故や災害等で治療が必要な人がたくさんいる






この思いに答えなければと





この時を境に




プロジェクトに向ける気持ちが変わった

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