鉄仮面な彼との共同生活 【2】

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別日






比奈「あ、Aさん！」



夏梅「こっちこっち！！」




『遅れてごめんなさい！！』



比奈「全然大丈夫ですよ！」







急遽開催された女子会




喫茶店で、お茶をしながら話すことになった






準備に手間がかかってしまい、



私だけ後から店にやってきた







参加予定だったミンさんはというと、






ミン「私も参加したかったんですケド、、


急遽変わって欲しいって


言われてしまッテ、、」






仲のいい看護師さんが



休みを交換して欲しいとお願いされたらしく



参加出来ず、3人で女子会することになった







飲み物や食べ物を個々に頼んでいき、



届くまでの間、



何話すんだろうって思ったら







夏梅「Aさん、



音羽先生のこと好きでしょ？」






爆弾発言が投下されました






『ぶゔっ！！


ゴホッゴホッ、、な、何を急に、、！！』






水を飲んでいる時に言われたため、



吹き出しそうになってしまった







比奈「え！？そうなんですか！？」





『んなわけ、、、ありませんよ！』





夏梅「でも、涼香さんと音羽先生が



話してるところずーっと見てて、



嫉妬してましたよね？」






『嫉妬、、？』








もしかして、あのモヤモヤって、？







夏梅「好きな人と他の女の人が



仲良さそうに喋ってるとこが



嫌だなーとかかな…？」





比奈「あぁー、私だったら、



気になっちゃいますね！




私よりもその女性のことが



好きなんじゃないかなーって」






『 うーん、、嫌………ですね。



そっか、このモヤモヤしてたの、



嫉妬だったんですね』






夏梅・比奈「「 おお！！！！」」





夏梅「Aさんの場合、



顔にモロ出てましたからね」







この言葉を聞いて、ドキンっと胸が鳴った







いや、嫉妬してる時、



尚さんと目合ってないし



バレてないはずだけど、、






『もしかして音羽先生にもバレて、る、？』



比奈「私は全然気がつきませんでしたよ？」






比奈先生の言葉に、



ふぅっと息を吐いて少しホッとした






夏梅「いや、比奈先生は鈍感だから、、」




『んえ！？じゃあ、バレてるかも！？』






私は立ち上がって、身を乗り出し



話した後に



声が大きすぎていることに気がついた







夏梅・比奈 「「 シーっ！！！ 」」




『す、すみません、、。』

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