鉄仮面な彼との共同生活 【2】

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コツンコツンコツン









『………ん…？？』










……………………………。









『……まただ…。』









コツンコツンコツン…。







帰っているところ後ろから足音が聞こえる







気のせいかと思っていたが、


ココ最近毎日これが起きる







いきなり立ち止まって振り返っても、


誰もいない







これは、、もしかして、、？？？？？




確信を持つために、いきなり走ってみた








『はぁっ、、はぁっ、、キツっ、！』






ダッダッダッダッ！！！






やっぱり追いかけてきている



間違いない、これはストーカーだ！！









でもどうしよう、、尚さんに言ってもな、。




尚さんに迷惑かけちゃうよな……？










「……ん？…Aさん？」





『あ、はい！！』






「どうしたんですか、


中に入らないんですか？」





『ごめんなさい、


ちょっと考え事してました〜。』







家の中に入ったけれど


玄関に突っ立ったままだった








ストーカーの件で頭いっぱいで



尚さんが帰ってきたこと、



声にも気づけなかった








うーん、、これは、




皆さんにサラーっと相談するのが




ベストだよねー、、。









うん、そうしよう！




きっといい答えが帰ってくるはず！








比奈「え！？



Aさんにストーカー！！？？」







『っちょ、比奈先生声がおおき



夏梅 徳丸「「ストーカー！？？」」





ミン「どうしたんですカ！？？」







これが時すでに遅しというやつですね。







比奈先生が声を上げた瞬間、



全員視線が私の方に向き、



比奈先生と私が座っていた周りに



徳丸さん、ミンさん、冬木先生が集まった





喜多見チーフは変わらず筋トレをしながら



話を聞いているのであろう





尚さんは2階の席で仕事しているんじゃ…？？









『いや、多分？なんですけど、、



最近、帰る時に後つけられているようで…。


足音が聞こえるんですよ。




私が足を止めると同じように足音が消えるし、



走ると足音が早く聞こえるから



多分、走っているんでしょうね…？？』

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