鉄仮面な彼との共同生活 【2】

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喜多見「皆さんお疲れ様でした〜」


冬木「大事にはならず、よかったですねぇ」




比奈「それにしてもプライベートなおふたりに

こんな場所で会えるとは〜」



徳丸「レアっすよ！！！

やっぱ私服可愛いっすね！」






そう言いながら徳丸くんは


私の周りをぐるぐる歩き回っていた






『いやいや、あんま見ないでくださいよっ』







ミン「そういえバ！

今日は2人、休ミのはずがココにいますよネ？」




夏梅「もしかして、、


さっきまで一緒でした？？？」






うおおおっ！！ミンさん！？


今日に限ってなんてことを！？！





夏梅さんは


私と音羽先生交互に見てニヤニヤしていた







『買い物途中に


たまたま、お会いしまして〜、』





徳丸「偶然Aさんと出会うなんて


羨ましいっすよ！！」





喜多見「スーツ姿じゃない音羽先生、

新鮮でいいですね！」



比奈「確かに！！」



冬木「レアですね〜」





「私はもう帰ります。

では皆さん、お疲れ様でした」




徳丸 ・ ミン

「「逃げた！！ / 逃げマシた！！！」」




『じゃー、私もそろそろ帰ろうかな？

業務の邪魔しちゃ悪いですし！』






尚さんが先に帰っちゃうと


ここからどうやって帰ればいいのか


わからないんだよねー？？







喜多見「じゃあ我々も

病院の方に戻りましょうか」




『じゃあ皆さんまた明日！』




比奈「帰りお気をつけて〜！！！」




『ありがとうございまーす！！』







みんなに手を振ると振り返してくれた


荷物を置いていた場所に戻ると


荷物はなくなっていた








『あれ……？？持って行っちゃったかな？』




「Aさん」



『びっくりしたー、、』





後ろにある大きな木の影から


尚さんはひょこっと出てきた








『待っててくれたんですね！』





「貴方1人だとここからの帰り方が


わからないのではと思ったので」







うわっ、、バレてる、、。





でも最悪タクシー呼べば帰れるし……？






尚さん、



一緒に帰りたいってことでいいのかな？








「帰りましょう」




『そうですね！持ちますよ！』





「いえ、Aさん疲れているでしょう？」





『それは尚さんも一緒！


緊急でオペやったんですし、


尚さんの方が疲れてますよ！』






と言いながら、


尚さんが持っていた袋一つをバッと奪った






『はい、はんぶんこ！帰りましょ！』



「……そう、ですね。」

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