鉄仮面な彼との共同生活 【2】

準備期間 ページ1

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小日向 A (こひなた)
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・東京海浜病院外科病棟に務める新人看護師



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救命看護師になって


「自分の看護により多くの人の命を救いたい」


という夢があり、


MERができると聞いた時は強く志望していた。

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通常の看護業務で


既にミンさんや夏梅さんの指導のもと


働いていたため、



MERのメンバーとして選ばれた今、


より3人の仲が深まっている
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出動現場を数々経験したお陰で


以前より場の雰囲気に飲まれることなく


目の前のことに集中して


取り組めるようになってきた





しかし、喜多見チーフの右腕と言われている


夏梅さんの技術にはまだまだ及ばず


日頃の自主勉強は欠かせない

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勉強の成果を活かして、


資格を取得したりするなど


自分の知識と技術を上げる努力をしている



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・2LDKのマンションの一室を両親が購入
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東京海浜病院に勤務することになったと


両親に報告したところ


自分の了承も得ずに勝手に一室買われていた
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マンション位置は

病院と霞ヶ関の丁度真ん中にあたる場所にある
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1人にしては広すぎる部屋に


“ 1人で生活するのは寂しい ”


と両親に相談したところ


両親が勝手に同居人を募集していた










・尚さんと現在共同生活中







同居人募集で採用されたのが


同じMERメンバーの医者兼 厚労省医系技官の

音羽 尚さんだった





最初はお互い、

一緒に住むことになるのを知らなかった

(両親の伝え不足により)


けれど、今のところ何も問題なく過ごせている





MERで一緒に仕事してる時は


冷酷な人のイメージがあったが、


プライベートも共に過ごすようになった今


冷酷な所もあるけれど、

優しい人だと実感している





そして、


徐々に尚さんに心を惹かれている……？？？？

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