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カランコロン
「まぁくん〜聞いて〜!!!あ、今日よっちゃんもいる!!ねぇ聞いて!!」
快「どうしたAちゃん!!!いじめられたか!!どこのどいつだよ!」
坂「おい井ノ原、落ち着けって(笑)。A、どうした??」
ここは私が小さい頃からお母さんと通っている喫茶店で、まぁくんはマスター、よっちゃんは2年前からここでバイトしている
「そうそういじめられたの!!ってのは嘘で、同じクラス知らない人ばっかり!グループも出来かけてるしもうやっていける気しないんだけど!!」
坂「そんなの気にすんなよ(笑)。まだみんなAのことよく知らないだけで時間が解決してくれるって。AはAらしくしとけばいいよ。」
キューーン!!
ほんとかなぁ、なんて返したけど心の中はもう心臓がはち切れそうだった。
何を隠そう、昔から私はまぁくんに片想いしているのだ。このことを誰にも話したことなんかないのに、初めてよっちゃんと会ったときにはすぐに気づかれてしまった。
そんなに私分かりやすいかなぁ?
今もよっちゃんと目があってニタニタされたし。
分かったから!なんて目配せをしておいた。
准くんには気付かれてないはず。多分。
それからも何を話したか覚えていないくらいくだらない話をダラダラとしていた。
「じゃあね、また明日来るね〜」
坂「来すぎだろ(笑)。またな!」
パッと手を上げるだけのまぁくんに対して私はブンブンと手を振って店を出た。
井「Aちゃんいつも元気でかわいいよなぁー、あれで彼氏いないの人生最大の謎だよ!」
坂「本当だよなぁ。これを機にいい出会いがあるといいな」
井ノ原はいやお前だよ!と思っていたが、声に出すことはなかった。
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キューーンっていう表現古すぎて自分でも震えています、、^ - ^
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作者名:ぽんぽこ | 作成日時:2020年10月14日 22時