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カランカラン
快「お、Aちゃんいらっしゃい!今日は彼氏も一緒かい?」
「いや、よっちゃんは黙っといて(笑)同じクラスの人だから...」
快「おい坂本くぅん!遂にAちゃんが岡田以外の子連れてくるようになったぞ!!今日は何杯でもサービスするぜ!!」
坂「井ノ原うるさい(笑)それにサービスするのはお前じゃないだろ」
はぁーーー!!!格好良い!癒される!!!やっぱ私の居場所ここだわ!
健くんはこんにちは、と小さい声で言いながら私の横の席に着いた。あれ、意外と人見知り?
「こちら同じクラスの三宅健くんです。」
快「はいはい絡みづらいで噂の彼ね!」
「ちょ、よっちゃんそれは...!!」
快「え?言っちゃいけなかった?」
健「Aちゃん俺のことそんな風に思ってたの?」
頬杖をつきながらこっちを見てくる。
「まぁ....というか、井ノ原くんも同じような感じだけどね!」
なんだかつい目を逸らしてしまう。
快「おいおいそれは心外だなぁ一緒にAちゃん被害者同盟組もうぜー?」
健「そうだよ、俺ら被害者の会だぜ!」
とか何とか言っちゃって2人で肩組んでる。打ち解けるの早いなおい。まぁくんはそれを見て横でニコニコ笑っている。
坂「はい、2人ともサービス」
そう言って紅茶を出してくれた。健くんはそのまま紅茶を飲みながら、よっちゃんと2人で何か話している。
坂「良かったな、ちゃんと友達できて。」
「本当だよこのまま一人ぼっちかと思っちゃったよ〜〜」
坂「そのまま彼氏になったりとか、しないの?」
「そんなの無いってば(笑)
はぁー早く現れないかな私の王子様!もうまぁくんが王子様になって迎えに来てよー!」
ちょっとわざとらしすぎた?
坂「俺なんかより良い人もっと居るだろ(笑)
Aの魅力に気づく人絶対いるから。」
と言いながら頭をポンポンされた。
キュンキュンする気持ちと私って相手にされてないんだなぁという気持ちが混ざって絶対変な顔をしてしまった。
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作者名:ぽんぽこ | 作成日時:2020年10月14日 22時