キミとの出会い。 ページ1
、
伊野尾side
俺は、平成学園の保健室の先生をしている。
暖かいお茶を飲みながら、空を見上げている。
今日は入学式だ。
残念ながら、ここは男子校だ。かわいい女の子なんていない。
「はぁ」
何回目のため息だろう。
ここ毎日、面白いこともなく、つまらない。
「伊野尾先生、時間です」
そう声をかけられる先生に笑顔で対応。
まぁ、めんどくさいんだけどね笑
「1年1組」
その合図とともに、真新しい制服を着た子達がゾロゾロと入場してきた。
1人小さくて、女みたいな子と目が合った。
その子は俺を見つめ、ニコッと笑った。
「ｯ、」
ドキドキする。
こんなの初めて･･･
目はアーモンド型で、透き通る高い鼻。
ぷっくりとした唇。
これぞ美少年ってやつだ。
先輩達も、先生達もその子に夢中だった。
まあ、俺もだけど･･･
「山田涼介！」
「はい！」
その名は「山田涼介」くんだった。
可愛いらしい声だった。
女のコみたいな子だ。
なんであの子ばっかり目が行くんだろう。
なんか、山田くんのこと好きみたいじゃん･･･
こんなの初めてだ。
好き好きって言われて俺が「うん」っていう感じの恋愛だった。
でも、好きって気持ちが溢れそうなそんな気持ちだ。
先生が生徒の事好きになっちゃうなんて･･･！
こっちもびっくりしている。
山田涼介くん、
君のことが好きなのかもしれない。
自分の気持ちに正直になれないのは、まだまだ子供だと思う。
ほんと俺は、大馬鹿者だ。
でも、生徒のことを好きになった自分が信じられない。
そんなの俺は嫌いだった。
先生と生徒なんて、
そんなのあるわけない。
そう思ってた。
今日までは･･･
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ゆりあ - 大号泣だなんて･･･！まだまだ始めたばかりなのに、上手だなんてすごく嬉しいです！こんなにも暖かいコメント、本当にありがとうございました！ (2018年3月30日 8時) (
レス) id: 9292f24e4c (このIDを非表示/違反報告)
アンドーナツ - す！すいません、抜けてました笑笑 (2018年3月29日 23時) (レス) id: 169aa73b6d (このIDを非表示/違反報告)
アンドーナツ - 大号泣でした！すごく描き方上手ですね！大ファンです！作者のゆりあさんのペースで頑張って更新してくださいね！応援してま！ (2018年3月29日 23時) (レス) id: 169aa73b6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりあ | 作成日時：2018年3月25日 23時
