ドジ39 ページ42
貴『ほ、ほんとにしてませんよ!!ね、仁王さん!!!!』
仁「プピーナ。」
貴『ほら!仁王さんもこう言ってます!!』
切「いやいや、どう言ってるんスか……。」
丸「嘘つくなって!したんだろ!!」
貴『してませんっ!!』
かれこれ5分、中々解けない誤解についため息が。
困ったな…仁王さんに迷惑がかかってしまう。
ちらりと仁王さんを見ると普段通りの表情をしていて読めない。
少しは否定してくださいよ…ともう一度ため息をつくと仁王さんがくつくつと笑いだした。
仁「しちょらんぜよ。」
幸「…ほんとかい?」
仁「おん、ぐっと顔を近付けて撮っただけナリ。」
こんな風になとすれすれに顔を近づけてきた仁王さん。
いや前より距離近くないですか?!皆さんが見てる前で恥ずかしいんですけど!!!!
丸「ちょ、離れろよ!」
切「ズル…じゃなかっただめっすよ仁王先輩!!」
あ、離れた。
ほっと一息ついてたるんどると真田さんや柳生さんに注意されてる仁王さんを見て、いつか仕返ししてやろうと決心した。
幸「ふふ、安心したよ。じゃあ帰ろうか。」
貴『はい!』
柳「臼井、もう頭は痛くないか?」
貴「お陰さまで!」
桑「置いてくぞお前ら〜。」
え、あ、まだ言い合ってたんだ。((
それにしても、こんな大人数で帰ることって中々ないから少し新鮮だな。
貴『ふふっ。』
幸「どうかしたのかい?」
貴『いえ、あまりこう大人数で帰ることってないので、楽しいなと。』
いつも1人で帰ってるので…と言うと友達居ないんスか?と赤也くんに聞かれる。そのあと幸村さんに軽いチョップを食らっていた。
友達かぁ…うーん……
貴『放課に話す子は沢山居ますけど…遊びに行ったり一緒に帰ったりするような子は副会長さんだけですね。』
元々そこまでフレンドリーではなかったし、本を読む方が好きだったからな……。
今は違うけどね。
貴『まぁ、友達少なくても充分幸せなので!』
丸「友達多そうには見えないよな。」
貴『よく言われます!!』
否定しないのかよ!と的確なツッコミをもらった。ナイスツッコミです、丸井さん。
貴『えへへ…でも、こうして皆さんと一緒に帰ったり…ゲームセンターへ遊びに行ったりもしたので…もうお友達ですよね?』
切「もちろんっすよ!!」
他の皆さんも口々に肯定してくれ、なんだか胸がいっぱいになった。
貴『ふふ、ありがとうございます!』
こんな優しい友達を持てて私は幸せ者だな。
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冷奴(プロフ) - ちろさん» あーッッお気持ちだけなら沢山いただきましたありがとうございます!!!!!!(土下寝) これからも頑張ります!!!!!!!!!!!! (2019年2月24日 12時) (レス) id: 2cbbb985e3 (このIDを非表示/違反報告)
ちろ(プロフ) - ヌゥッ!!!…尊いッ…!!もう夢主ちゃん可愛いすぎです…!!1番右の星を何回押しても既に投票済みですって無効化されるんですが私のスマホ調子が悪いんですかね… (2019年2月23日 22時) (レス) id: aab956f066 (このIDを非表示/違反報告)
冷奴(プロフ) - リクスさん» コメントありがとうございます、頑張って絡ませたいと思います!!!!!!!!!!!! (2019年2月19日 15時) (レス) id: 2cbbb985e3 (このIDを非表示/違反報告)
リクス(プロフ) - 面白いです!個人的に真田ともうちょっと…お近付きになってほしいなー、なんてw頑張って下さいね (2019年2月19日 13時) (レス) id: f792b77764 (このIDを非表示/違反報告)
冷奴(プロフ) - ちろさん» コメントありがとうございます〜!!!!!!皆と沢山絡ませていければな〜と思っておりますッッッ!!!!!!更新頑張ります!!!!!! (2019年2月17日 16時) (レス) id: 2cbbb985e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冷奴 | 作成日時:2018年4月26日 1時