【テニスの王子様】ちょっとドジな生徒会長【立海】

ドジ31 ページ34

貴『あ、あの！私臼井Aです！！今、あの、イケメン摂取しすぎて過呼吸になりかけてるので失礼ながらここからご挨拶させていただきます！！！！すみません！！』

幸村さんと丸井さんがゲラゲラ笑ってるがそんなこと知ったこっちゃない、私は生と死の狭間にいるんだ。
って、もっと二人とも寄ってくださいよ。壁が、イケメン軍団を遮るための壁がなくなってしまう。

跡「お前な……。」

貴『すみません！ほんとに！イケメン過剰摂取はいけないと思って！！あ、これ真面目です！！』

幸「あは、あはは！臼井さ、ストッ、ストップ！！あははは！！」

丸「お、おま、俺達を殺す気かよ！」

ひぃひぃ腹を抱えながらも、なんとか立ってくれている二人。あぁ、優しすぎる…感謝……。
内心手を合わせて拝んでいると、青髪の人から声をかけられる。

忍「面白いお嬢ちゃんやなぁ。俺は忍足侑士や。」

よろしゅうなと手を振る忍足さんにおずおずと振り返す、良かった…無理に近付いて来ない人で。
他の人達も軽く自己紹介を済ませて、ちょっとお話したあとに練習に戻っていった。

幸「で、もう大丈夫かい？臼井さん。」

貴『はい…すみません。』

丸「いーっていーって、気にすんなよい。」

不思議だ、お二方も充分なイケメンのハズなのにこう、緊張しない。
仲良くなったからだろうか？うーん……

跡「お前の連れはまだ来ねぇのか？」

貴『……あ！！！』

息なり大声を出してしまったため、跡部さんと丸井さんがビクッとする。
ごめんなさい、ビックリさせましたね。
でも謎が解けたんですよ。

貴『跡部さんが美しいプラスいきなり手の甲にキスをかましたもんだからパニックになってたんですね私！！！！』

いきなりそう言った私に３人は唖然呆然。
や、やってしまった……。

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