【テニスの王子様】ちょっとドジな生徒会長【立海】

ドジ30 ページ33

？「お前、ジローに何吹き込んだんだ？」

貴『へっ？？』

？「ジローは普段女子にこんなに興味を示さねぇんだがな……。」

芥「だってだって、Aちゃん可愛いC〜。」

貴『へっ？？』

芥「あと見てて面白いよ〜！！」

ここに来る途中何回か躓いたり転けたりしたのかをちょっと偉そうな人に嬉々として伝えるジローくん。
は、恥ずかしい……。

貴『ちょ、ジローくん……恥ずかしいからやめてください…。』

？「ほぉ、面白ぇ女だな。」

丸「おい！Aは渡さねーぞ。なんせ俺の…」

幸「ふふ、臼井さんは我が立海テニス部の癒しだからね。…ね？ブン太？？」

丸「そ、そうだぜ！！」

？「ふっ、お前らがそんなにこの女に興味を持つなんてな。」

こちらを向き私の目の前にやってくる偉そうな人、ちょ、この人イケメン過ぎない？？？

跡「俺様は跡部景吾だ、お前は？？」

貴『う、臼井…Aです。』

跡「Aか、今後関わることがあるかもしれねぇな。」

そういい、私の手の甲を顔に近付けると……って

貴『な、ななな……！！』

跡「アーン？ただの挨拶だろ。」

真っ赤だぜ、と笑いかける跡部さんから目を背ける。
い、イケメンはなんて心臓に悪い生き物なんだ……。

幸「…跡部……？？」

跡「ふっ…挨拶だって言ってるだろ？？」

芥「すご〜い……。」

丸「ひ、火花が散ってるぜぃ……。」

と、とりあえずもう帰りたい恥ずか死んでしまう…副会長早く来て……。

芥「あ、そーだ。跡部〜、他のレギュラーも自己紹介させよーよ。」

跡「そうだな…どうせあの女が来るまで暇だろうしな。おいお前ら！集合だ！！」

ひぇえ、イケメンが増える…！！
ダメだ、むりむりむり！！もう心臓が持たない！！！！

幸「？臼井さん？？？」

丸「おっ、となんだよA〜。」

貴『ダメです、アカンです、イケメン摂取しすぎてどうにかなりそうです。』

丸「なんじゃそりゃ。」

とにかくだめですと言い、丸井さんと幸村さんの間からこっそりと様子を伺う。
あ、青髪のメガネかけたイケメンさんと目が合ってしまった。

？「跡部、そこ二人の後ろにいるお嬢ちゃん誰や？」

跡「今から紹介するんだよ。おら、出てこい。」

ひぇ、勘弁してください。

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