0114 1. ページ48
ー
KA「A、今日は俺と一緒に寝て」
私がクリスマスプレゼントにあげた枕を抱えて部屋にやってきたジョンインに、歯ブラシの手を止めて
『.....へ？』
間抜けた声を出してしまった。
現在 1月13日 午後23時50分。
私A、思考停止中です。
そんな私をスルーして、ベッドに枕をセットするジョンイン。
セットし終えたと思ったら、「早くこっち来て」と腕をぐいぐい引っ張られる。
口をゆすいで部屋に戻るとベッドから立ち上がったジョンインが私を抱き上げてそのままベッドに押し込んだ。
『わっ....!!ちょっと、なに...!?』
KA「俺の誕生日だから、一緒に寝る」
そう来たか......!!!
この間は「チキン我慢したから」、
その前は「自分で服着たから」という理由でベッドに潜りこんできたから全部追い返したけれど、
誕生日となるとそうもいかない。
『....もう、しょうがないなあ〜」
まあ誕生日だし、いっか。
時刻を見れば14日まで後5分。
『あと5分だね』
布団に潜りながらそう言うと、ぎゅううっと抱きしめてきた。
KA「もっと近く来て」
『もう充分近いよ...///』
こんなに密着してるのに、まだ足りないと言うのか。
私の頭に顎を置いて、頭のてっぺんに唇を当ててくる。
『や〜、！...くすぐったい、！』
KA「.....kkk、A〜....」
『なあに〜』
KA「名前呼んで、」
俺の、そう耳元で囁かれればもう逃げ場なんてない。
『.......ジョンイナ』
あー、もうほら、
ににたんになった。
ちゅっ、ちゅっと頭からおでこ、こめかみに沢山ちゅーしてくる。
キス魔だ....!!!
KA「ん〜...俺今幸せ、Aのおかげだよ」
気づいた時にはもう既に日付は変わっていて、私は慌ててジョンインの顔を見上げた。
『じょんいな、お誕生日おめでとう！』
ジョンインのほっぺを包んでぷにぷに。
ふふk かわいい、
そんな私の手を両手で掴んでどけられる。
しまった、そう思った時にはジョンインの顔が目と鼻の先にあって、ちゅっと唇にキスされた。
『.........!!!///』
KA「ごめん、誕生日だからつい、..許して？」
そんなあざとい愛嬌に、ためいきをつく私。
ああ、明日1日誕生日を武器にしてくるな、
だけど誕生日だからね。
そう言い聞かせてジョンインに抱きついてあげる。
『今日だけ、許してあげる』
大切な人が生まれた日。
今日という1日を盛大に祝おうではないか。
生まれてきてくれて、ありがとう！
ー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2505人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hana(プロフ) - こんかいのでき事すごく楽しそうで、たまにいれていただいたら、光栄です！これからも応援してます！頑張ってくださいｆ^^*) (2016年1月10日 22時) (
レス) id: 576b68fcef (このIDを非表示/違反報告)
アラム(プロフ) - 最高すぎて、有難う御座います。ドキドキワクワク毎回させてもらってマスこれからも、更新頑張ってください！ (2016年1月10日 10時) (レス) id: 0939c38a0c (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - 最高すぎます(T . T)この更新が楽しみすぎて占ツクから離れられません(T . T)笑 (2016年1月8日 0時) (レス) id: 401d90d325 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - とてもいい話です!!これを読んでから妄想が止まりません!!笑 更新楽しみにしてます!! (2016年1月6日 21時) (レス) id: c2a87d0b9a (このIDを非表示/違反報告)
あい - めっちゃきゅんきゅんします 笑 更新とっても楽しみにしてます!!!! (2016年1月6日 1時) (レス) id: 6ee7eb1579 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：haru | 作成日時：2016年1月1日 0時
