おまけ 3兄弟と幼稚園先生 2. ページ46
ー
まさかこんな偶然。
こんなところで、しかも3兄弟全員と遭うなんて思わなかった。
見違えるほど成長していて、声を掛けるか掛けまいか躊躇う。
私のこと、覚えてるかな。
もし覚えられてなかったら、どうしましょう。
ぐるぐる自問自答していると、
CY「.............アラ先生？」
私よりずっと大きくなったチャニョルくんが私を見つけて近づいてきた。
...覚えていてくれたんだ...。
それだけで胸がいっぱい。
『チャニョルくん？....随分大きくなったねえ」
KA「アラ先生って....幼稚園の時の？」
SE「うわ、アラ先生...!?お久しぶりです」
続々とやってきた3兄弟達に早くも圧され気味の私。
あんなに可愛いかったのに、こんなにイケメンになるなんて...時間の流れって感慨深いな。
チャニョルくんの質問攻めにやんわり答えつつ、後ろからひょこっと顔を出す綺麗な子が気になって仕方がない私は、『どうも』と笑顔で軽くペコリ。
すると、ふわり微笑んで照れながら「こんにちは」と挨拶してくれた。
.....可愛いいい！
この子何者！
そんな女の子のことを、優しい目で見る3兄弟達。
CY「A、この方は幼稚園の時お世話になった先生だよ」
チャニョルくんの紹介によって安心したその女の子は、何を思ったのか
「そ、その節はお世話になりました....!!」
まるでお母さんのような挨拶に思わず吹き出してしまった。
KA「wwA、お母さんなの？」
SE「Aおんまあ〜〜ww」
「慌てちゃったの〜！」
私が見る限りジョンインくんもセフンくんもかなり心を許しているみたいだ。
まるで姫を護るナイトみたいだね。
ところで3兄弟達と、どんな関係性なのかな？
そんな疑問が湧いた時、気の利くチャニョルくんが女の子の頭をポンポン時撫でた。
CY「A...この子は親の知り合いの娘さんで、色々あって居候してもらってるんですよ、料理めっちゃ上手くて〜、」
なるほど。
チャニョルくん、ベタ褒めだね。
ジョンインくんとセフンくんの視線が冷たいことに気付こうね。
この3人を見てると、どうにもAちゃんのことが大好きで仕方がない様子だ。
そしてそれを何とも思ってないAちゃんってところかな？
CY「アラ先生じゃあまたっ！」
『はーい、さようならみんな』
それがどの部類の《好き》なのか、
私には分からないけれど、
どうか、幸せに過ごしてほしい、
先生はただそれだけ願っています。
ー
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hana(プロフ) - こんかいのでき事すごく楽しそうで、たまにいれていただいたら、光栄です！これからも応援してます！頑張ってくださいｆ^^*) (2016年1月10日 22時) (
レス) id: 576b68fcef (このIDを非表示/違反報告)
アラム(プロフ) - 最高すぎて、有難う御座います。ドキドキワクワク毎回させてもらってマスこれからも、更新頑張ってください！ (2016年1月10日 10時) (レス) id: 0939c38a0c (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - 最高すぎます(T . T)この更新が楽しみすぎて占ツクから離れられません(T . T)笑 (2016年1月8日 0時) (レス) id: 401d90d325 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - とてもいい話です!!これを読んでから妄想が止まりません!!笑 更新楽しみにしてます!! (2016年1月6日 21時) (レス) id: c2a87d0b9a (このIDを非表示/違反報告)
あい - めっちゃきゅんきゅんします 笑 更新とっても楽しみにしてます!!!! (2016年1月6日 1時) (レス) id: 6ee7eb1579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru | 作成日時：2016年1月1日 0時
