4. ページ13
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“A...?”
突如呼ばれた私の名前に、振り返ったのは私ではなくジョンインとセフンで、
KA「......あれだれ？」
SE「Aの何？」
ぽんぽんと失礼なことを言う2人の隙間からおずおずと顔を覗かせると、案の定表情の固い彼がいた。
『グク....』
幼馴染みのジョングク。
ああ、これは説明するのが面倒になりそう。
KA「A、あいつ知ってんの？」
SE「まさか彼氏じゃないよね？」
かか、彼氏！？！？
『....彼氏いませんから』
そう言うと「良い子だね〜〜」と頭を撫でてくるセフン。
とりあえず！
この状況をなんとかしなくては。
『2人ともありがとう！...私もう行くね！？....って早くそこどいてくれないかな..わわっ！』
ふわり、柔らかい髪がおでこにあたったと思ったら、“ちゅっ”っとリップ音が聞こえて固まる私。
やりやがりました。
SE「てへ」
せーふーん〜〜！！！////
この人ほっぺに..私のほっぺにちゅーした！！
てへ、って全然可愛くないからね！？(超可愛いです)
ほらジョンインが不機嫌にな.....
『〜〜！？』
私の後頭部に手を添えたジョンインは、そのままちゅっと私のおでこに唇を当てた。
KA「ん、行ってこい」
ペロ、と唇を舐めながらそんなことを言われてもフリーズしている私に届くはずがなく、パクパクと口を動かす私。
な、....なんてハレンチ兄弟なんだろう！
そういえばどこからともなく悲鳴が聞こえたよ。
ああ、さよなら平和な１日...
ポコポコと2人を叩き『ばか！へんたい！』と悪態をついてると、にゅっと2人の間から伸びてきた腕が私の腕を掴んだ。
『....へ！？わわっ！！』
そのまま強引に引っ張られ2人から引き離される。
「A」
私を引っ張ったのはジョングクで、今までにない怖い顔をして私をじ、っと見つめた。
『ぐ、グク、おはよう..!今日もいい朝だね〜〜珍しく今日早くな「行こう」』
なんかすごく怒ってる....
私の腕を握る力が強くて少し痛い。
私からジョンインとセフンに視線を移すと、一瞬顔をしかめてそのまま私の腕を引いてスタスタ歩き出した。
『...ちょっと、グク？..グクってば〜』
...だめだ。全然止まらない。
ちらり、振り返ればなにやら楽しそうなセフンと、携帯を指差すジョンイン。
空いた片手で携帯を持ちカトクを開くと通知2件。
KA〈帰ったら会議〉8:31
SE〈Aったらモテモテ〜〉8:31
私は静かに画面を閉じた。
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hana(プロフ) - こんかいのでき事すごく楽しそうで、たまにいれていただいたら、光栄です！これからも応援してます！頑張ってくださいｆ^^*) (2016年1月10日 22時) (
レス) id: 576b68fcef (このIDを非表示/違反報告)
アラム(プロフ) - 最高すぎて、有難う御座います。ドキドキワクワク毎回させてもらってマスこれからも、更新頑張ってください！ (2016年1月10日 10時) (レス) id: 0939c38a0c (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - 最高すぎます(T . T)この更新が楽しみすぎて占ツクから離れられません(T . T)笑 (2016年1月8日 0時) (レス) id: 401d90d325 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - とてもいい話です!!これを読んでから妄想が止まりません!!笑 更新楽しみにしてます!! (2016年1月6日 21時) (レス) id: c2a87d0b9a (このIDを非表示/違反報告)
あい - めっちゃきゅんきゅんします 笑 更新とっても楽しみにしてます!!!! (2016年1月6日 1時) (レス) id: 6ee7eb1579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru | 作成日時：2016年1月1日 0時
