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4 追いかけっこ ページ6

「まってったら!おじさん!」

「お願いします!!私達の話を聞いてください!」

「……」

男、レオリオは二人を無視して進み続ける。

(なんでこの俺がガキ相手に船のことなんか教えなくちゃならねぇんだ!)

たしかに空腹のところを助けてもらった恩はある。だが。

二人の様子を伺う。

どう考えてもハンター試験を受ける最低年齢ギリギリな子供。

こんな奴等がハンター試験を受けるにしても結果は目に見えているようなものだ。

(………ガキをわざわざ殺す手助けを俺はしたかねぇよ)


そう思い歩くスピードを上げると、後ろの二人からあっ!と声が上がる。

「待ってくださいってば!!」

「ドーレ行きの船がどれかおしえてくれるだけでいいから!わっ!」


レオリオの行動に声をあげた二人のうち男の方の声が途切れた。

その様子にレオリオも足を止める。


「坊主達、ドーレに行きたいんだろ?だったら俺がつれてってやる!」

「えっ?本当?」

「知ってるんですか……?」


いきなり二人の肩を掴んできた男。浮浪者のような姿をした男が少年とAの顔を除きこんだ。

Aは男に不振そうに目を向ける。

「あぁ、こっちへきな」

男はそう言うと少年とAの二の腕を痛いほどきつく掴むと半ば強引に歩き出した。


「すみません、これ緩めてもらえるとありがたいのですが……。それと、別につれていかれなくても場所さえ教えてくれれば──」

「あ?お前らは黙ってついてくればいいんだよ!」

「……」

Aは足に力をいれ踏みとどまろうとするが、無理やり男に手を引かれる。


──ポキッ


「待ちな!!!」

レオリオは口に加えていた林檎の芯を噛みきり後ろを向く。

「!?な、なんだお前は!」

「古い手だぜ……親切ずらして田舎でのおのぼりさんをだまし、何処かに売り飛ばそうなんてな」

「な、なんだと……!」


男は掴んでいた腕から手を離す。

「俺はただ親切心で……」

「「!?」」

そして、素早く懐からナイフを取り出すとレオリオの方に向かってきた。

「あ」

少年が小さく声を漏らす。が、そんな声が聞こえていないのか男はそのまま持っていたナイフをレオリオに突き刺した。


「っ!!」

「「おじさん!!」」


Aと少年は同時に声を上げる。が……。


──その瞬間、刺されたと思っていたレオリオがニヤリと顔を歪めた。

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柊花(プロフ) - ミストラ〜ドさん» しかし、読みにくいと思ったところはドンドンいってください!微力ながら頑張って直したいとおもいます!長々と失礼しました!! (2019年3月17日 18時) (レス) id: ec51208c74 (このIDを非表示/違反報告)
柊花(プロフ) - ミストラ〜ドさん» コメント有難うございます!アドバイスとかもらったの初めてなのでとても嬉しいです(*^^*) けど、この作品は始めに書いた通り小説書きで書いていきたいと思っていたので台本書きにしない方向で進めさせていただきます。申し訳ありません。m(__)m (2019年3月17日 18時) (レス) id: ec51208c74 (このIDを非表示/違反報告)
ミストラ〜ド - コメント失礼します!!アドバイスなんですけど 「」の前に喋っている人の名前を入れたほうが分かりやすいと思います!![例え] ゴン「……!!」みたいな感じでお願いします!!更新ファイトです!!!! (2019年3月17日 13時) (レス) id: b0787012e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊花 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年3月14日 22時

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