プロローグ2 ページ2
「え……？」
男の心中に答えるような声に目の前の声のした方を見つめる。
「見た目はこんなんですけど仕事はできますよ。それに……」
少女はまっすぐに男の目を見て、わずかに微笑みながら言った。そして、
「紅羽が失敗したことをないのを貴方もご存知でしょう？」
「……」
確かに、そのような話は聞いたことはない。
というか、紅羽が有名なのは実はそれが一番の理由だ。
―――どのような依頼でも完璧にこなし、報酬はその人の人柄次第――――
これが紅羽の情報方で唯一確証のあるもの。
それ以外にも様々な情報が行き交ってはいるがどれも曖昧で確証がないものばかりで、信じられるものは限られている。
そんな紅羽の情報を思いだし心が揺れる。
「ねぇ、悩んでいる位なら依頼したいことだけでもはなしてみれば？
もし、俺らができなそうなやつだったら他のメンバーにやらせるし」
後押しするかのような少年の言葉に少し考え、
「……わかった」
俺は渋々口を開けた。
◆
「なるほど。つまり、友好関係のあるもう１つのマフィアグループのボスにこの書類を受け渡し、できればその抗争を止めて欲しい、という訳ですね？」
「あぁ、だが、今そのグループは内部で抗争があって危険な状態なんだ。だから──」
「大丈夫です！」
「つかそれさっきも言ってただろ」
やりたくなければやらなくてもいい、そう続けようとした男に被せて二人は言う。
そして、そのまま立ち上がって出口へと向かう。
「じゃあ、依頼はしっかり承りました」
「じゃあ、また明日。」
「は、はぁ」
振りかえってそんなことを言う二人を見送り、出口がしまると同時に男は脱力し座り込んだ。
それと同時に先程の二人の会話を思いだし、俺は呟く。
「………あの子達、さっき"明日"って言わなかったか？」
──次の日、抗争が終わったという情報とともに"ある手紙"が届くことを男はまだ知らない―――――――――
◆◆◆
おっふ……。
気づいたらこんなにプロローグが長くなってしまった。
この二人、今のところは仕事モードのようなものなので、普段はもう少し子供っぽいかも。
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柊花(プロフ) - ミストラ〜ドさん» しかし、読みにくいと思ったところはドンドンいってください！微力ながら頑張って直したいとおもいます！長々と失礼しました！！ (2019年3月17日 18時) (
レス) id: ec51208c74 (このIDを非表示/違反報告)
柊花(プロフ) - ミストラ〜ドさん» コメント有難うございます！アドバイスとかもらったの初めてなのでとても嬉しいです(*^^*) けど、この作品は始めに書いた通り小説書きで書いていきたいと思っていたので台本書きにしない方向で進めさせていただきます。申し訳ありません。m(__)m (2019年3月17日 18時) (レス) id: ec51208c74 (このIDを非表示/違反報告)
ミストラ〜ド - コメント失礼します!!アドバイスなんですけど 「」の前に喋っている人の名前を入れたほうが分かりやすいと思います!![例え] ゴン「……!!」みたいな感じでお願いします!!更新ファイトです!!!! (2019年3月17日 13時) (レス) id: b0787012e0 (このIDを非表示/違反報告)
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