彼の反応日記20【ヒプマイ】

中王区で働いているという事を言ってみた 2 ページ21

飴村乱数
｢…っ、じゃあ どうして僕と一緒に居るの？｣
警戒しているのか、いつもの口調でも声が低くなっている彼
そこで『乱数くんを助けたいから』と言うと
｢！…何で僕の為にそこまでしちゃうのさ、Aが危険な目に遭ったらどうするの…っ｣
目に涙を溜めながら抱き締めてきました
｢これからも絶対Aと一緒に居る…！何かあったら僕も助けるから！｣

夢野幻太郎
｢中王区にですか…嘘を突き通さない正直な所も貴方らしいですね｣
口元を服の袖で隠しながら微笑む彼。すると
｢私は中王区に勤務している事より、何かあった時に、すぐAを助けられないんじゃないか という事が心配です…｣
珍しく弱々しい声と手つきで抱き締められました
(Aが常にすぐ手の届く所に居てくれれば、どれだけ良い事でしょうか…)

有栖川帝統
｢俺と居んのって…アイツらに頼まれたからか？｣
悲しい表情で聞いてくる彼に、『違う！』と全てを話します
｢そうか、疑って悪かった。でも俺との関係がバレんのも時間の問題だろ。Aを危険に晒すくれぇなら俺…｣
と言いかける彼に『一緒に居たい』と抱き着くと
｢〜っ、分かった、何があっても絶対ぇ守ってやる！｣
そう強く抱き締め返してくれました

神宮寺寂雷
｢そうだったんだね…君も同じ女性だから、共感できる所はたくさんあるだろうし、Aの意思で働いているなら、私も応援するよ｣
一瞬驚いた後、すぐにそう言って肩に ぽんっと手を置いてきた彼
｢でも、これだけは約束して欲しい。危険に巻き込まれそうになったり、危ない命令をされたら、すぐに逃げて来るんだよ？｣
と真剣な顔で言われ、思わず頷くと、｢良い子だね｣と頭を撫でてくれました

伊弉冉一二三
｢っ、中王区に…？｣
その単語を聞くだけでも、少し怖い様子の彼
｢危ない事されたり、させられたりはしてない？…なら良かった、どうしても、そこだけは心配で｣
と言いつつ、顔色が悪い彼を心配すると
｢大丈夫、俺っちはAちゃんの事信じてるから。毎日俺の所に帰って来てくれるよね…？｣
まだ少し震えている声と手で、ぎゅっと抱き締めてきました

観音坂独歩
(あんな怖い人の集まりにAが！？)
｢何か酷い事をされたり、するように言われてないか？大丈夫か！？｣
夢主さんの両肩を掴んで、心配そうに揺さぶってくる彼
｢遠慮しないで言ってくれて良かったのに…今まで大変だっただろ？｣
とその後は夢主さんの頭を撫でながら、優しく労わってくれていました

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