３６．名前 ページ38
「急で悪いが今日は君らに.....学級委員長を決めてもらう」
「「「「学校っぽいの来たーー！！！」」」」
「委員長やりたいですソレ俺！！」
「ウチもやりたいス」
「僕の為にあるやつ☆」
「リーダー！！やるやるー！！」
学級委員長を決めると言われた途端にほぼ皆が手を挙げる。
だが、もちろん私は挙げない。
「あれ？花さ......Aちゃんはやらないの？」
後ろの席のデクくんが聞いてくる。
「うん。私、みんなを引っ張っていくってタイプじゃないし」
「そ、そうなんだ」
あ。さっきどうして急に私の事名前で呼んできてくれたかと言うとね、
昨日ちょうどお茶子ちゃんと教室出て、外に出たら、
かっちゃんと話を終えたらしいデク君が歩いてきたんだよね。
その時に名前呼びをお願いした。
もちろん最初は『無理だよ』って全力で言われたけれど、こんな事で諦める私ではない。
『......え？名前で呼んでくれないの？それならこの場で土下座するね！！！』
と私、お得意の土下座披露しようと地面に足をつけた時、
『えぇ！？分かったよ！！分かったから！！』
快く(？)おっけーしてくれた。
ほんと優しい。
隣にいたお茶子ちゃんには若干引かれたが、後悔はしてない。
ここで話しを戻すが、いつの間にか話は進み、飯田くんの提案で投票で決めることとなった。
私はデク君に入れることにした。
「僕 四票！！！？」
委員長はデク君。副委員長は百ちゃんとなった。
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紫亜(プロフ) - 夢女子さん» そうですよね！！それ聞いてなんか安心しましたww (2018年10月14日 12時) (
レス) id: 5e2587481b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 - ヒロアカの作品なんてめっちゃあるんですから個性被りなんてよくあることだとおもいますけどねぇ…? (2018年10月12日 8時) (レス) id: fa5f2782df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫亜 | 作成日時：2018年4月15日 22時
