片思い？ or 両思い？ (ページ6)

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そして今日は、廉と岸くんが出かける日。

そわそわして、早く目が覚めちゃった。

てか、何で俺がそわそわしてんだって話。

まだ今日、廉が岸くんに告るって決まったわけじゃないのにね。

でも、好きな人が他の人と2人で出かけるって嫌だもん。

考えたくもないけど、考えちゃう。

恋愛って難しいね。

てか、今8時じゃん。

一旦、廉と岸くんの事は忘れて寝よう。

目を瞑って、寝ようと思ったら電話が鳴った。

紫「神かよ」

こんな早くに電話って…。

神『もしもし、紫耀！起きてる？』
紫「起きてるから出てんじゃん。で、なんの用？」
神『遊びに行こう』
紫「ごめん、無理」
神『迎えに行くね』
紫「は？おい、話を…」

切られた。

あいつ、後でぶっ飛ばす。

重い体を起こして、出かける準備をする。

数分して、家のインターホンが鳴った。

どうせ神だろうと思い、家から出ると案の定、神だった。

神「よっ！」
紫「おう」
神「早速、行きましょ！」
紫「どこに行くの？」
神「ショッピングしよ！」
紫「分かった」

神の車で、ショッピングモールに向かう。

紫「てかさ、何で誘ったの？一人で行っても良かったのに」
神「紫耀、一人で考え込んでないかなって思って」
紫「何の話？」
神「今日、廉と岸くん出かけるんでしょ？」
紫「何で知ってんの？」
神「昨日、紫耀と廉のやり取り見ちゃったから」
紫「勝手にみんなよ」
神「ごめんごめん(笑)」

俺を元気づけさせるために誘ったってこと？

さすが、国民的彼氏だな。

神「て言っても、俺、午後から仕事だから午前しか居れないけどね。紫耀は、オフでしょ？」
紫「うん」
神「午前だけでも気分転換しようよ」
紫「神、ありがとう」
神「いーえ」

ショッピングモールに着いたので車から降りる。

紫「久し振りに来たかも」
神「俺も」

ちょっと楽しそう。

中に入ると、人がたくさんいた。

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字数がやばいんで、途中で切ります！