デジャブ ページ7
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今までひとりで歩いてた街灯のないくらい道。
グクが隣にいるだけでこんなにも安心だなんて！
｢そういえばさ、いつそんなに鍛えたの？｣
JK｢ヌナが引っ越してから。｣
｢へえ、2年でこんなにがっしりするもんなんだね！｣
肩を試しに触ってみると
予想よりもずっと筋肉質でびっくり。
中学まで私と肩の大きさ変わんなかったのに！
｢すご！私と全然違う！｣
ほら、触ってみて！ってグクのゴツゴツした手を
肩に持っていくと、びくって驚いて急に俯いてしまった。
｢え、どうしたの？｣
質問には答えずに黙り込んだまま、
グクはそろっと優しく私の肩を撫でると、
あ、だめだって呟いて、その手を降ろした。
JK｢ちょっと、きつい…｣
俯いたまんまで胸板を擦りながら
うーって唸るグク。
…なんか既視感。
どこで見たっけこれ…、
｢あ、テヒョン君か。｣
JK｢え、なに。｣
勢いよくこっちを急に見るから
ちょっとびっくりしたけど
痛いの治った？って聞くと
テヒョン先輩がなんて。ってすっごく低い声。
｢いや、テヒョン君がね、お昼に同じことしてたなーって。なんか、私のことすごい悪いって言ってた。｣
ちょっと不機嫌そうにじーっと見つめられるから、
よくわかんないけど、って付け足した。
仲良くなったんじゃないの…？
JK｢なんで頭いいのにそういうとこ疎いのかなー。｣
｢えーと、褒められてる？貶されてる？｣
JK｢大いに貶してます。｣
たまーにこういうこと言うよねー…
グクが言うには
私の行動には自覚が足りないんだって。
校長先生みたいなお説教に少し笑いそうになったけど、ちゃんとはーいって返事をしておいた。
気がつくともうお互いの部屋の前で、
じゃ、また明日って手を振ってるグクを見たら
お隣も悪くないもんだなって思った。
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cooky - ここで終わり…(T=T) 続編とか見たいです！ (2019年2月4日 23時) (
レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン - 更新待ってます！！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: d5e6b2f806 (このIDを非表示/違反報告)
かま - ここでとまってんのきつい！！笑 どきどきとまらん！ (2018年8月6日 19時) (レス) id: 31bc5ffb27 (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん(プロフ) - みうぉるさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！ (2018年7月25日 7時) (レス) id: a453f2966e (このIDを非表示/違反報告)
みうぉる - おもしろかったです！！がんばってください！！ (2018年7月24日 18時) (レス) id: 170a2cc72a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はんぺん | 作成日時：2018年7月23日 0時
