絶対的ボディーガード【BTS】

どうやら罪人らしい ページ4

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TH｢ねぇ、ほんと朝の子なに！｣









｢だから幼なじみだって…｣









食堂に連れ込まれて
ジャージャー麺を頬張るテヒョン君に
かれこれ説明し続けて
これで五回目。


テヒョン君はどうしてもグクがただの幼なじみって
信じてくれない。
『ぜーったいにあやしい！』って言って聞かない。









TH｢ねぇどういう関係？
ほんとに付き合ってないの？｣







あー…
しつこーい。


ねぇねぇねぇねぇって
頭がぐらぐらするくらい揺すぶられて
お昼ご飯どころじゃない。
チゲはもう冷めちゃいました。









｢じゃあ、付き合ってるって言ったら？｣









TH｢え、やっぱり…｣









｢もうめんどくさいからそれでいい！｣









あまりのしつこさにそう言い放って
目を逸らしてチゲを口に運ぶと
やーん、怒んないでよーAちゃーんって
口元にソースをつけたまま擦り寄ってくる。









｢もう、付いてる！｣









テーブルの備え付けのナプキンで
ぎゅっとキツめに口をぬぐってやると
ぽかんと少し間抜けな顔で驚いてた。









TH｢…うわ、ほんっと悪い子！Aが俺の今まで見た女の子の中でいちばん悪い！｣









｢ちょっとなにー、ジャージャー麺男になってたから拭いてあげたのに。｣









TH｢そういうとこだよ…｣









うーって唸りながら両手で顔を覆って
机に突っ伏すから空の器にテヒョン君の明るい髪の毛が入りそうになる。



さらっとその前髪をかき分けてあげると
いきなりぎゅっと指先を握られた。









TH｢…ごくあく。｣









痛いくらい真っ直ぐな視線。
いつものテヒョン君には不似合いな
あまりにも強いまなざしにどきんと心臓が大きく音を立てる。


…大きな目。

テヒョン君の目は綺麗だってゼミが一緒になる前
女の子たちがウワサしてた。
私はそれ以上に口の形も綺麗だと思ったけど。









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