帰り道、繋いだ手 ページ12
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JK｢ヌナ、こっちきて。｣
TH｢ちょっと！近くない！？｣
クレープを食べ終わって、帰り道。
右手も左手もぐいぐいひっぱられて
腕が伸びそう！！
｢あ、テヒョン君。ここから駅だよね？｣
TH｢えー、もうばいばい？｣
JK｢はい、ばいばいですよー。帰ってくださーい。｣
そんなこと言わない！ってグクの腕をぺち、と叩くとそっぽを向いてとぼけたフリをする。
ほんとはテヒョン君と仲良しなくせに、
どうして素直じゃないのかなあ、この人は。
｢今日はありがとう、楽しかったね！｣
TH｢うん。こいつがいなかったらもっと楽しかったけど！｣
ポケットの中に手を突っ込んだまま
じと、っとグクを上目遣いに睨むテヒョン君。
こっちもなかなか素直じゃないです。
テヒョン君はばいばーい！ってずっと振り返りながら駅の方に帰っていった。
｢あは、まだこっち見てる(笑)｣
最後に手を小さく振ると、
小さくなったテヒョン君が手をぶんぶん振り返しながら四角く笑ってるのが見える。
｢可愛い(笑)｣
思わずそうつぶやくと
急に左腕を引き寄せられる。
ぴた、とくっつくグクの少し冷たくなった右腕。
JK｢可愛いは俺だけでしょ。｣
｢ん？｣
JK｢帰りも俺だけがいい。｣
するする、と腕から降りてきた手のひらが指を絡めてきてぎゅっと手を握られた。
ちっちゃい頃はよく繋いでたけど…ね？
ちら、とちょっと上にあるグクの顔を盗み見ると
とろんと甘い視線に心臓が跳ねる。
JK｢帰ろ？｣
触れ合っている肌が熱かった。
目がちかちかした。
知ってます。幼なじみだって。
可愛いウサギさんだって。
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cooky - ここで終わり…(T=T) 続編とか見たいです！ (2019年2月4日 23時) (
レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン - 更新待ってます！！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: d5e6b2f806 (このIDを非表示/違反報告)
かま - ここでとまってんのきつい！！笑 どきどきとまらん！ (2018年8月6日 19時) (レス) id: 31bc5ffb27 (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん(プロフ) - みうぉるさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！ (2018年7月25日 7時) (レス) id: a453f2966e (このIDを非表示/違反報告)
みうぉる - おもしろかったです！！がんばってください！！ (2018年7月24日 18時) (レス) id: 170a2cc72a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はんぺん | 作成日時：2018年7月23日 0時
