モブ…53 ページ13
着いた目的地で待っていたのは宇宙服を着た人。
あっ、この人扉がボロボロにされてた時にいた人だ…。
｢皆さん、待ってましたよ｣
｢わぁ〜、私好きなの13号！｣
13号…、特殊なお名前ですね。
ああ、でもそんな事言ったらヒーローの人ほとんど特殊か。
ドーム型の中に入ると、広大な敷地に様々な施設が設けられている。
『金かかってんなぁ…』
まぁ、そんな事言ったら終わりだろうけど。
｢スッゲェー、USJかよ！｣
｢水難事故、土砂災害、火災、暴風etc…
あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です。
その名も…
嘘の災害や事故ルーム！略してUSJ！！｣
そんな恐ろしいUSJ行きたくないものである。
｢オールマイトは？ここで待ち合わせるはずだが｣
｢先輩それが…｣
なにかあったのか相澤先生と13号先生がこそこそと話し始める。
オールマイト関連…。
そう考えると必然的にデクくんと目が合う。
ちょっとキョドってる、うん。相変わらずだ。
｢しかたない、はじめるか｣
最終的にオールマイトなしで進めるのね…。
｢始める前に、お小言を１つ２つ３つ４つ５つ６つ…｣
どんだけ小言あるんですか。
｢皆さんご存じとは思いますが僕の個性はブラックホール。
どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます｣
はい、知ってます(個性で見た)。
｢その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね」
「ええ。
しかし簡単に人を殺せる力です｣
｢みんなの中にもそういう個性がいるでしょう｣
あー、いるいる。めっちゃいる。
｢超人社会は個性の使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立っているようには見えます。
しかし、
歩間違えば容易に人を殺せる行き過ぎた個性を個々が持っていることを忘れないでください。
相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、
オールマイトの対人戦闘訓練でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。
この授業では心機一転！
人命のために個性をどう活用するのか学んでいきましょう。
君たちの力は人を傷つけるためにあるのではない。
助けるためにあるのだと心得て帰ってくださいな｣
｢以上！ご清聴ありがとうございました｣
おお〜いい話だ。
ま、人命救助とか私的には関係ないですけどね！
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( ᐛ )パァ - 続きが待ち遠しいです！ (2023年1月28日 17時) (
レス) @page24 id: d6476119a6 (このIDを非表示/違反報告)
アラバ - めちゃめちゃ好きです、応援してます (2022年9月2日 18時) (レス) @page24 id: 7b928464a0 (このIDを非表示/違反報告)
ほん(プロフ) - すごく面白いです！！！続き期待してます! (2021年8月13日 5時) (レス) id: b414095c7c (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - 直ぐに最新話まで読んじゃいました、、、！続き楽しみに待ってます！ (2021年7月17日 23時) (レス) id: 797b99f061 (このIDを非表示/違反報告)
シロチャロ(プロフ) - いや、オールマイトがやってたあの攻撃を、出来なくってもやろうとした気持ちだけで、もう勇者ですよ。更新頑張ってください！ (2020年12月9日 22時) (レス) id: 56d67e8690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セイ x他1人 | 作成日時：2017年1月10日 18時
