2杯 ページ14
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「春奈!全国大会進出おめでとう!」
「A〜! ありがとう!」
翌日 駅前で待ち合わせた春奈と落ち合い、そのまま近くの行きつけのカフェに向かった
お互い飲み物とスイーツを頼み 話題は昨日の試合に
「もうね、圧巻だった!!ほんっとに、熱くて、たのしくて…!!」
「でしょでしょ?私も感動しちゃった!」
「これからマネージャーも益々忙しくなると思うけど、頑張ってね!応援行くから!!」
「そう!一段と気合いいれなきゃっ」
そう言って腕まくりする姿が本当に可愛い。
「そ・れ・で!」
「で?」
と思ったら突然声を上げた
「誰がかっこいいとか、惚れちゃった〜とか!!ないの?!」
「え!」
な、なんで言いたいことわかったの?!
今私の顔には 図星です と書いているに違いない
ニヤニヤする春奈が運ばれてきた飲み物をストローでかき混ぜながら顔を覗き込んでくる
「その顔はあったんでしょ〜? 何、もしかして惚れちゃった?」
「あの、えっと、ひ、とめぼれで…」
「きゃー！！だれ?!誰なの相手は!」
こうなったらもう誰も彼女を止められない。恋バナだいすきっ子の春奈とはよく漫画の貸し借りやドラマ,映画の鑑賞会などを頻繁に行っている
「いや、うーん。でも春奈は知らないかもしれないし、」
「知らないかもしれないってことは先輩ね! Aのタイプからしたら風丸先輩?競争率高いわよ!」
「風丸先輩って、元陸部の? 違う 」
「んー、豪炎寺先輩?いやでも染岡先輩も昨日の試合活躍してたし、でもやっぱり円堂先輩も包容力あるし…」
「あの、き……」
「き?」
「き、鬼道さん… 帝国の!!」
何故か沈黙が流れる
意を決して白状したのに恥ずかしすぎる
「ほ、ほらあの、違う話しよ? あ、スイーツまだかなあ。ラテおいしいな〜」
「……」
「えっ、どうしたの?おーい、春奈?」
目の前で手をひらひら振っていると、春奈が私の手をがっしりと掴み ｶﾞﾀﾝｯと立ち上がる
「Aっ!!」
「はひっ」
「お兄ちゃんを……よろしくね!!!」
「お、お兄ちゃん?」
しっかりと目を見て大きく頷いた彼女は咳払いをし再び腰を下ろした
「あのね、鬼道有人は 私の実の兄なの」
「えええ?!そうなの?!に、似て……る」
似てないと言いそうになるが記憶を辿れば 顔つきが少し似ているような気がしてきた
そういえば前に春奈は 幼い頃今の両親に引き取られたと言っていた。
それを思うと、苗字が違うことも頷ける
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美紅(プロフ) - リクで松野空介君、猫が大好きで動物は可愛い、夢主の猫耳帽子。さくらんぼです！お願いします！ (2019年1月30日 22時) (
レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 伊達 猫メガネさん» はい、男主は生まれた頃引き取られた嘘が嫌いクールなツンデレです。お願いします (2019年1月16日 19時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 伊達 猫メガネさん» ありがとうございます！次は八神玲名、男主は生まれた頃明神家に引き取られた嘘が嫌いクールなツンデレ雷門中に居る男主のリンゴが好きエイリア学園のジェネシスが倒した後、星二郎を庇ってヒロト君が倒れ話したウルビダと双子の姉弟だった お願いします！ (2019年1月16日 16時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - リクで風丸くん、苺が好き (2019年1月15日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だてこ | 作成日時：2019年1月15日 18時
