私だけの物語 (ページ5)

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天乃さんと私を置いて2人は行ってしまった。
いや、天乃さんを置いてくなよ。

rb「えっと、中村さんはこれから読書？」

「そうですね」

rb「そか。引き止めてたみたいですんません。」

「全然、天乃さんは委員会でしたっけ？」

rb「…せや、放送の台本の確認」

「頑張ってくださいね」

rb「おん。ありがとうな」

rb「そんであの……」

「なんでしょ？」

rb「天乃って呼ばれるん、なんかくすぐったいからロボロって呼んでほしい…なんて」

少し耳が赤い。そんなにも呼ばれ慣れて無いのか。

「分かりました。ロボロさんも中村さんじゃなくてまなでいいですよ」

rb「ほんまか！ならそー呼ばせてもらうわ」

rb「後まなさん、生徒会だからって敬語じゃなくてもええかんな？同級生、しかも同じクラスやし」

「！ありがとうロボロさん」

「またな」とロボロさんは放送室に行ってしまった。
生徒会は女の子が嫌いな人が多いと聞いたけど、そこまで嫌っているような感じじゃなく一安心。
さて、これからは私だけの時間。
教室に入り自分の席につく

いざ、本の世界へ

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2-1
捏島孝之

天乃呂戊太

2-2
卯月紗織