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謎男 ページ14
紫耀「お前！最低や！泣けばいいってなんなん？女の子は、繊細なんだよ。特に摩姫は！摩姫は、寂しがりやですぐ不安になって涙もろくて。摩姫と何があったか知らんけど、傷つける人なんかいらん。消えてくれ。」
晴生「君は、真実知らなくていいの？きっと後悔する。」
紫耀「俺が知らん摩姫の過去があるのは、嫌やけど、どうでもエエわ。」
晴生「まぁ、摩姫に伝えておいて愛してるって。」
紫耀「絶対に伝えん。」
俺は、そのやり取りしてる間に救急車を呼んで摩姫の手を握り続けた。
晴生とやら言う人は、一体なんだ。
幼馴染でも知らなくていいことは、あるけど、ずっと一緒に居て何で気付かなかったんだろ。
そんなに浅い関係やったんかなぁ。
ずっと俺は、謎の男のことを考えてた。
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作者名：貞子 | 作成日時：2020年2月2日 20時
