隣人は平野くん

#18___ ページ18

.




｢なんであんた神ちゃんのうちわなんか持ってきたん｣




｢だってぇ···｣




そうなんです平野くんに気づかれたくなかったのと




ファンサなんかされたらオタに目付けられるんじゃないかって勝手な自意識過剰で掛け持ちくんのうちわを持ってきてしまったんです




｢だってあいつAのこと見つけてたよ？｣




｢そうだよねやっぱ見てたよね···傷付けたかな···もう嫌われた？｣




｢あ〜嫌われたかもね〜｣




｢えぇっ?!｣




｢うそうそ。平野くんA見つけて嬉しそうにしてたじゃん｣




だといいんだけど···









｢おい。｣




｢げ。｣




現れたのは永瀬廉。




茉菜｢うわ永瀬本物だ〜｣




廉｢げ。ってなんやねん｣




｢茉菜早く帰ろうよこんなのほっといて｣




茉菜｢いや、もうちょっと私服の永瀬見とくわ。｣




なんで今日に限って茉菜はいつもみたいに冷めてないの？




廉｢今日なにしにきたん。｣




｢別にあんたには関係ないでしょ｣




廉｢紫耀に呼ばれたやろ｣




｢なんで知って···｣




廉｢紫耀楽しそうにしとったわ

こないだのこと、忘れていいから。紫耀と仲良くしてやってな｣




いや、急に何？



仲良くしてってどういうこと？




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




Twitter開設しました
フォローよろしくお願いします!!!
【@___mokko__nosv】

#19___→←#17___sho

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す