75話 ページ26
サ「う”っ･･･ダメだ!!もう少し寝てろ!!」
「わっ･･･!」
いきなり体が浮くとそのままベッドに投げられた
「んっ･･･ベッド?」
サ「ほら、回復が先だ」
「だから回復はしたって･･･」
サ「病み上がりだってトラファルガーも言ってたろ」
「に、兄さんは心配性がすぎるだけなの!!」
サ「いいから寝ろ!!」
そう言うと布団をかぶされた
サ(ぜってー心配性なのAだけだろアイツ･･･)
「うぅ･･･」
布団をかぶされると眠気がいきなり襲ってきた
サ「ほら、眠くなってきただろ?」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
サボくんは私の頭を撫でながら聞いてくる
「う･･･ね、眠くなってはきた･･･
けど･･･し、ごとがぁ･･････」ｳﾄｳﾄ
サ「後で一緒にやろうな〜」
「んっ･･･こ、ここにいるの?」
顔をサボくんに向ける
サ「？あぁ、ダメか?」
「うぅん･･･いてくれた方が･･････その･･･
あ、安心する･･････と、いうか･･･///
あ、ああぁ!!迷惑だったら･･･別に･･････」
サ「〜っ!!迷惑じゃねぇから!!」
「そ、そう?な、なら･･･よかった」
サ(まずい、可愛い･･･襲いそう)←
そのまま目を瞑り眠りについた
＊＊＊サボ＊＊＊
サ「･･･寝たか」
少しだけでもAの書類片付けとくか
そう思い机に向かおうとした
が、
ｷﾞｭｯ･･･
サ「?」
片手が何かに握られた
不思議に思い視線をつけると
「ｽｰ･･･ｽｰ･･･」ｽﾔｽﾔ
可愛らしい寝息を立てているAが
俺の手を握っていた
サ「はぁぁぁぁ･･･!!」
俺の彼女可愛すぎかよぉぉ!!!!
サ「仕方ねぇ･･･起きるまでここにいるか」
ベッドに頬杖をつきAの寝顔を見る
寝顔は穏やかでどこかで安心してるように見える
前のように苦しんでいるような顔ではない
サ「本当に良かった･･･」
Aの腕に残ったリスカの後を撫でた
脈も感じるし、温かい
安心したのかそのままベッドに伏せ、俺も眠りについた
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作者名：ripple | 作成日時：2020年1月20日 19時
