7話 ページ8
メ【腫れてしまうだろう】
メモリアの目が私の掌に現れる
メモリアは私の手を操り机の上にあるティッシュを3枚程とると優しく目を拭いてくれた
「んっ･･･メモリア、ありがとう」ｸﾞｽｯ
メ【頬も真っ赤になっている･･･冷やすか】
「あとは自分でやるよ、ありがとうメモリア」
私がそう言うとメモリアは手から私の体内へ戻って行った
私は洗面台に向かいタオルを濡らす
「うわぁ、本当に真っ赤･･･」
そっと、タオルを頬に当てる
「っ･･･ふぅ」
まだ痛みがあるが頑張って耐える
「･･･仕事やろ･･･」
折れたカチューシャを引き出しにしまい、押し付けられた書類に目を移す
「･･･」ｶｷｶｷ
今日は本当に最悪だ･･･
＊＊＊サボ＊＊＊
サ「･･･」
頬杖をつきボーッと考える
『はい･･･イメチェンしてみたんです、ははっ』
そう笑うAの顔は悲しそうで、どこか苦しそうだった
そう言えば･･･
サ「最近･･･これといった話もしてねぇし、笑顔も見てねぇ･･･」
笑顔は見れた･･･でも、求めてる笑顔ではない
俺が見たいのは前みたいに明るくて、キラキラしてる可愛らしい笑顔
あんな悲しそうな、苦しそうな笑顔ではない
サ「はぁ･･･」
コ「どうしたの?サボくん」
サ「おわぁぁ!!!!」
突然現れたコアラに驚く
コ「うるさいよ」
サ「お、脅かすんじゃねぇよ!!てか、勝手に入ってくんな!!」
コ「ちゃんといいました!!で、Aちゃん、どう？」
首を傾げるコアラ
サ「どうって･･･んと、なんつぅか･･･」
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ripple(プロフ) - 花炭さん» こちらこそ！読んでくれてありがとうございます！！ (2020年4月20日 23時) (
レス) id: c1e78c39ed (このIDを非表示/違反報告)
花炭 - 作者さん！私もサボが推しです！書いてくれて、ありがとうございます！ (2020年4月20日 17時) (レス) id: 1204e3a38d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ripple | 作成日時：2019年11月25日 19時
